ガスが溜まった胃のための胃薬と漢方

薬局やドラッグストアに行くと、様々な種類の胃薬を目にすることが出来ます。数多くある薬にはそれぞれに特徴があるため、自分の症状に合ったものを選ぶ必要があります。
胃薬には大きく分けて成分の組み合わせが複合的な総合胃腸薬と、成分の特徴を活かし適応する症状を絞って作られている胃薬があります。
消化不良や胃の痛み、胸やけなど、自分の抱えている症状がはっきりしている場合には、後者の適応する症状を絞って作られている薬を選べば、効果的に症状を改善することが出来ます。
胃の悩みは様々ですが、その中の一つにガスが溜まる、お腹にハリを感じると言った症状があります。お腹の中には口から飲みこまれるものと、腸内で発生するものの二種類のガスがあります。
それらは通常血液に吸収されたり、げっぷやおならとして排出されていきます。本来であれば入ってくる量と出る量のバランスが取れていますが、バランスが崩れるとおなかの中のガスの量が増え、ハリを感じる、お腹がゴロゴロなる、おならが頻繁に出るといった症状が現れます。
お腹のハリに対応した胃薬には、過剰に溜まったガスの吸収と排出を促進する成分が配合されています。同時に腸内の善玉菌を増やし、胃腸の働きを整えてくれる働きもあります。
薬局で一般的に売られている胃薬ではなく、漢方を利用する方法もあります。漢方の世界では、お腹が張った状態は気の流れが滞った状態であると考えられています。
お腹のガスを出すための漢方には大建中湯などがあります。サンショウ、人参、乾姜、膠飴の4種類が配合されています。胃腸の調子をよくすると同時に冷えを和らげてくれる漢方です。
ガスの吸収を促進し、停滞している腸の蠕動運動を活発にすることで、症状を軽くしていきます。