庵野監督は、「エヴァンゲリオン」の原作者であり、監督です。
「エヴァンゲリオン」というビッグネームを悪用した報道に、庵野監督は怒っている。
明らかなミスリード狙いの報道の仕方は確かに姑息と言わざるを得ない。
エヴァンゲリオンというビッグネームを悪用した姑息な報道に庵野監督怒る
恩を仇で返すとはこの事ですね。 Rf〉【庵野監督・特別寄稿】『エヴァ』の名を悪用したガイナックスと報道に強く憤る理由(ダイヤモンド・オンライン) https://t.co/JPhqx24j5J
— 紀藤正樹 MasakiKito (@masaki_kito) December 30, 2019
エヴァンゲリオンの原作者であり、監督である庵野獲得は、怒っています。
庵野監督は、今回、ガイナックスの社長が逮捕された事件の報道で、報道各社が、「エヴァンゲリオン 」の名前をつけたほうどていることに、非常に怒っています。
確かに、庵野監督がガイナックスに在籍していた時代に、庵野監督のチームが「エヴァンゲリオン」を生み出し、爆発的にヒットした。
しかし、今回逮捕された「ガイナックス」社長は、当時ガイナックスにはいなかった。
つまり無関係。
さらに、エヴァンゲリオン 制作当時のフタッフは1人も残っていないという。
こちらも関係がなく、エヴァンゲリオンが、かつてダイナックスという会社で生まれたという事実しかないのです。
今回の報道では、現在の状況を無視して、かつての一つ事実だけを乱用した報道と言わざるを得ない。
報道が事実に基づいて、きちんと取材をすれば、制作会社が株式会社カラーであることは容易に判明するなのに、事実誤認させる報道をしている。
いくらエヴァンゲリオンが誕生したのが、ガイナックスであろうと、報道という責任があるならば、国民に誤認させるような記事や見出しは使うべきではなかった。
今日現在においても、誤認される内容で、放置されたままの報道が残っている。
ネット検索のサジェストには、いまだに「エヴァンゲリオン」と入れると「社長 逮捕」が表示される。
報道各社は、株式カラーから、名誉毀損による損害賠償責任を追及されるまえに、謝罪をすべきではないのだろうか。
「株式会社カラー」とは、どんな会社なのか?
庵野監督(庵野秀明さん)が2006年5月に設立したアニメ制作です。
代表取締役は、庵野英明さん。
代表作であるエヴァンゲリオンの他に、スタジオジブリなどの制作協力を行っている。
他にも、Webアニメ、劇場アニメ多数、映画の協力を行っている。
2017年には、「機動警察隊パトレバー」がショートフィルム部門で最優秀賞を受賞。
現在の株式会社ガイナックス
「エヴァンゲリオン」以前のガイナックスには、特記すべき内容がない。
元々は、『王立宇宙軍』の制作スタジオとして設立された。
設立時メンバーの1人には、その後2007年にレコーディングダイエット『いつまでもデブと思うなよ』という本がヒットした岡田斗司夫がいる。
その後、1995年のテレビアニメ「エヴァンゲリオン」のヒットした10年後の2006年に、制作の主軸であった庵野秀明は株式会社カラーを設立した。
翌2007年には、庵野秀明氏は、ガイナックスを退社する。
この後に、エヴァンゲリオンに関する版権はすべて株式会社カラーに移行する。
ガイナックスとカラーとの間で、庵野監督がガイナックスに残した作品が収益を上げた場合に庵野監督にロイヤルティーを支払うとする契約を結んでいる。
しかし、契約の支払いは実行されず、カラーは提訴している。
以上の事実からの、今回の報道が、調査不足による誤報であることは、考えにくい。