2019年12月9日の参院議院運営委員会は、東京都千代田区紀尾井町に建て替え中の
清水谷議員宿舎の家賃を決定した。
なんで、「そこまで優遇するのか」というびっくり安値家賃だ。
決定した驚きの激安家賃の金額

物件イメージ
決定した家賃は
- 3L(81平米)が15万8006円
- 1L(56平米)が10万9239円
筆者は、北海道札幌市に在住しているが、札幌市の賃料相場と変わらない金額に驚いた。
国民から、非難を浴びるような金額を何故決めることができるのか、その神経をうがいます。
清水谷の議員宿舎の物件スペック
- 建設費は、50億円
- 8階建建て、56戸
- 物件周辺は「風致地区」であり、自然ある環境を守らねばならない地域
- 20年3月竣工予定
- 西側向かいに、ホテルニューオータニ
- 地下鉄「赤坂見附駅」から徒歩3分
周辺相場
紀尾井町には、そもそも物件が非常に少ない。
赤坂見附駅の徒歩5分圏内の賃貸不動産の家賃から、81平米の3LDKならば、月額家賃は、月50万を切れることは、おかしい家賃設定です。
立地環境と周辺相場から考えて、これが民間の物件であるならば、「最低でも月額50万」の物件です。
不動産会社の常識としてあり得ない家賃設定
一般的に考えて、月50万はするはずの家賃を、家賃16万で議院宿舎の家賃として、設定して良いものだろうか。
確かに、一般的に、公務員宿舎の家賃は、民間家賃と比べれば、元々低い設定になっています。
しかし、それははた目からも、「古い物件だし安いよね」という納得感があります。
しかし、国会議員の給料は、はっきりって高いです。
国会銀の給料は、歳費といい、法律で定められています。(国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律)
議員は、月129万4000円です。
更に、月100万円が文書通信費として支給されています。
またまた更に、公設秘書の給料分として、別に約2000万円の手当てが支給されています。
その上で更に、議員宿舎の実質家賃補填ということまで、優遇されることが決定したということです。
まさに特権階級です。