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かんぽ不適切問題の不正責任なすり合い|トップの呆れた保身発言

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かんぽ不正なすり合いニュース
かんぽ不正なすり合い

日本郵政グループは、12月18日に、かんぽ生命保険の不適切販売の契約調査と、今後の対応を発表しました。

記者会見では、日本郵政の長門正貢社長、日本郵便の横山邦夫社長、かんぽ生命の植平光彦社長らが説明を行いました。

調査によると、過去5年間で、法令や社内規定に違反する疑いのある契約数は、一万二千件を超えているとのこと。

 

9月末に行ったとされる、中間報告時から倍増していることになります。

金融庁は、日本郵政とかんぽ生命、日本郵便に行政処分を科す方針です。

12月27日にも、かんぽ生命と日本郵便に対し、保険業法に基づいて、業務停止命令を出す方向で検討入ったと報じられています。

かんぽ不適切販売の不正責任なすり合いと、トップの保身発言についてご紹介します。

 

 

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かんぽ不適説販売の不正責任なすり合い

責任のなすり合い

責任のなすり合い

 

かんぽ生命の不適切販売問題の経緯を説明します。

・6月24日 かんぽ生命で顧客の不利益が疑われる乗り換え契約が発覚

・7月10日 かんぽ生命・植平光彦社長と日本郵便・横山邦男社長が会見し、謝罪。

・7月14日 かんぽ生命と日本郵便が、かんぽ商品販売を8月末まで自粛すると発表

・7月24日 日本郵政グループが弁護士3人の特別調査委員会を設置

・7月31日 日本郵政の長門正貢社長が会見。不適切な疑いのある約18万3000件の実態調査と約3000万件の全契約の調査を表明。

・8月8日 金融庁と総務省が日本郵政に報告徴求命令

・9月11日 金融庁が、かんぽ生命と日本郵便への立ち入り検査を開始

・9月30日 長門正貢らが会見し、中間報告。販売再開の再延期を延期

 

 

このような経緯を経て、今回の記者会見となりました。

 

日本郵政株式会社は、日本郵政株式会社法に基づき、日本郵政グループの持株会社として設立された、特殊会社です。

子会社に、日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険、日本郵政スタッフ、日本郵政インフォメーションテクノロジーを持ちます。

 

かんぽ生命関係者は、「不正を働いたのは、われわれではなく郵便局員だ」といいます。

日本郵便の関係者は、「委託元の、かんぽは、おかしな契約が分かるはずなのに指摘しなかった」といいます。

お互いに、不正責任のなすり合いをしています。

顧客本位の意識が低く、責任が誰を取るのか不明確ですね。

 

業務の縦割りの意識から、部門間の連携がとれていないとの指摘があります。

平成24年の改正郵政民営法化で、郵便・貯金・保険に全国一律のサービスの展開が義務づけられました。

 

低金利で有益が悪化した、かんぽ生命、ゆうちょ銀行は、販売委託手数料の引き下げを求め、日本郵便と衝突してきました。

日本郵政株式会社の長門正貢社長と、日本郵便の社長である横山邦男社長は、公然と批判するほど不仲です。

 

主要4社トップを決めたのは、官邸と金融庁で、日本郵政社長にグループトップの人事権はありません。

構造的な問題があることが分かります。

 

 

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かんぽ不適切問題|トップの呆れた保身発言

2018年4月に、NHKが「クローズアップ現在+」で、かんぽ生命の不正販売を取り上げました。

続編の放送をするため、情報提供を求める動画をツイッターで投稿していましたが、日本郵政側は削除を要求していました。

 

その後、日本郵政側は、NHKの最高意志機関である、経営委員会に抗議。

NHKは、続編の放送を延期し、11月にはNHKが会長名の「謝罪文書」を渡すことになりました。

2019年10月3日、日本郵政副社長の鈴木康雄氏は、記者団に「NHKから取材をうけてくれるなら、情報提供を呼び掛ける動画を消す」と言われたと説明しました。

「そんなことを言っているやつの話を聞けるか。それじゃ暴力団と一緒でしょ。殴っておいて、これ以上殴ってほしくないならもうやめてやる、俺の言うことを聞けって。ばかじゃないの」

とブチ切れました。

 

2019年6月に、不適説販売が判明しているのに、このような発言をしていました。

今回の18日の記者会見は、調査自体が終わっていない、経営トップの進退の明言なしの、中途半端な内容でした。

 

再発防止策の1つとしては、「保険募集状況の録音や録画」を挙げています。

違反であるかの判定をできたのは、2487件で、疑いのある件数の2割です。

 

郵政グループ3社のトップの引責辞任について、長門氏は、「しかるべきタイミングで改めて発表する」、「経営責任はいろいろある。辞任だけではない」と述べました。

辞任せずに、不正が解明、改善されるのか疑問が残ります。

 

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