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健康問題とは|看護師の視点から解説します

健康問題健康

あなたの健康診断の結果は、いかがだったでしょうか。

人によっては、血圧が高い、血糖値が高い、脂質異常といわれたなど、さまざまな問題が見つかってしまう結果に、なったのではないでしょうか。

現役看護師の” にしの ”が、健康問題について、解説します。

 

 

健康問題とは?看護師の視点から何が起きるのか?

健康問題とは 看護

 

今日の成人の健康問題として、上記にあげた生活習慣病や心疾患、脳血管疾患といった病気があげられます。

 

なぜ成人になると、生活習慣病などの健康問題が、出てくるのでしょうか。

それは、社会に出るにあたり、自らの力で生活を営まなければならないためにあると考えられます。

自分ひとりの生活のため、コントロールがきちんとされていないことが原因となっている可能性が高いのです。

食生活では、味が濃いものや、脂分が多いものなどの食事を続けてします。

仕事においては、多忙で休息を取れず、定期的な食事もままならないといった原因が考えられるからです。

 

 

健康問題とは|このままにするととても危険な目に・・・

今後迎える老年期にも健康問題は発生してしまいます。

 

しかし、現段階で行動を変えていかない限り、今抱えている健康問題は進行してしまい、老年期での健康問題への対策が難しいものになってしまう可能性があると、看護師の立場から考えられます。

例を挙げるとすると、高血糖が続いたまま生活していくと、最悪の場合失明や、四肢切断、腎障害によって、多大なる健康被害をうけてしまう可能性があります。

 

幼年期や老年期、さまざまなライフステージにおいて、健康問題が起きてしまうのは避けられない事実といえます。

そのため、健康的な生活を送らない限り、健康問題を回避するのは難しく、今から何らかの対策を講じる必要があると、看護師として考えます。

 

今回の記事では、私、現役看護師の<にしの>が、より身近に起こりえる健康問題とその対策についてお伝えしていきます。

 

 

健康問題とは?看護師の視点|一般的に成人に起こりえる

健康問題とは 看護

 

身体的な疾患としてあげられるのは、

・がん

・心疾患・脳血管疾患

があり、その他精神的な健康問題としては、

・不眠

・うつ

が一般的にあげられると思います。

 

 

その中でも、より身近に多くの人が抱えてしまう可能性のある健康問題として

・生活習慣病

・腰痛

・不眠

の3つではないかと考えます。

 

 

健康問題とは?看護師の視点|身近な問題といえば生活習慣病と腰痛、不眠

健康問題 生活習慣病

 

健康問題とは|そもそも生活習慣病とは、その原因

ではまず、生活習慣病とはいったい何なのかというと、

生活習慣が、発症原因に深く関与していると考えられている疾患の総称

出典:Wikipedia「生活習慣病

とされています。

 

つまりは、食事や運動、喫煙や休息といった、生活に関わるすべての行動習慣によって、引き起こされる病気のことを言います。

具体的には、高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などがあります。

 

高塩分の食事や、脂っこい食事を好んで食べていたりと、食事生活が乱れていたとしたら。

高血圧や糖尿病、心筋梗塞を引き起こす原因となる、動脈硬化症といった疾患にかかりやすくなってしまいます。

 

また、運動習慣をおろそかにすると肥満となります。

肥満は日本人3大死因と呼ばれる、がん、脳血管疾患、心臓病になるリスクをあげてしまう原因ともなります。

 

喫煙をすることで、タバコに含まれる有害物質により血管を収縮してしまい、動くと息切れがとまらなくなります。

また、咳や痰が止まらないCOPD(慢性閉塞性肺疾患)となってしまいかねません。

 

生活に関わる行動習慣、そのすべてを注意していないと、何かしらの生活習慣病にかかってしまう可能性があるのです。

 

 

健康問題とは|誰もがもつ腰痛と原因

次に多い健康問題といえば、やはり腰痛が上げられるのではないでしょうか。

工事現場の作業員など、重いものの持ち運びをする職業以外にも、長時間の立ち仕事を強いられる接客業、また、筆者のように、看護師にとっても腰痛は、避けられない健康問題となっています。

 

原因としては、80%は原因不明といわれています。

しかし、筋肉の衰えだけでなく、中腰体勢が多かったり、膝を伸ばしたままで、足元の荷物を持つといった、腰に負担のかかる行動等に原因があります。

さらに、猫背など姿勢が悪いまま、一定の姿勢をとり続けてしまう、といった行動も、原因となるとみられています。

そのため、オフィス内であっても、社外での勤務であっても、腰痛になりかねないのです。

 

社会人になるまで、腰痛経験が一度もなかった人に対し、「社会人1年目で腰痛が発症したか」の調査により、およそ半数の人があると答えています(参考サイト:SankeiBiz)。

結果として、成人の二人に一人が、腰痛経験があるという状況です。

 

職業別ですと、一番多かったのが介護系、次に看護系、調理系、保育系、営業系と続き、中には、デスクワーク系の職業についている人も、腰痛を経験していることがわかりました。

デスクワークであっても、長時間座りっぱなし、またその姿勢が悪かったりすると、たちまち腰痛を発症してしまうのです。

 

 

健康問題|不眠が起きる原因

健康問題のもう一つとして、「不眠」が、成人における健康問題のひとつと考えられます。

24時間営業の業務でのシフトワークや、仕事が立て込んでしまい家に持ち帰って、作業をするといった仕事の多忙さ、であることが原因と見られています。

また、携帯電話の機能の進化から、エンターテインメント性が向上したことにより、夜通しゲームをしたり、動画を見たり、といったことが原因となり、十分な休息がとれず不眠となる人が増えています。

 

不眠症は、『日本では成人の6~10%が罹患している』(参考サイト:NATIONAL GEOGRAPHIC)とされております。

つまり、10人に一人は、不眠に罹患しており、不眠は身近な健康問題の一つとなっています。

 

不眠となると、日中の疲労が十分に休息によって回復されず、常に疲労感が付きまとい、仕事に対する集中力が低下していきます。

また、何かをしたいといった意欲が低下し、今までの趣味に興味を示さなくなるだけでなく、食欲も減退します。

そのため、食事をとらなくなり、活動に必要なエネルギーを補給することもできなくなってしまいます。

そうすると、だんだんと気分が落ち込んでいき、うつ病へと進行してしまうのです。

 

 

健康問題とは?看護師の視点|対策とは?

では、健康問題を抱えないためには、どういった対策が必要なのか?

 

看護師の視点からすると、それはもちろん、生活習慣を正すことにあります。

 

生活習慣を正すこと

日常の生活習慣の中で、食事習慣を見直し、減塩や脂質の低い食事、間食を控えるといった行動習慣にすることで、糖尿病や高血圧といった疾患のリスクを抑えることが可能になります。

また、食事習慣の改善とともに運動習慣も増やすことで、肥満を予防し、より生活習慣病となりにくい体を作ることが可能になります。

 

喫煙を行っている人は、まずは禁煙を心がけてみましょう。

禁煙によって、喫煙をしなかったときの肺の状態までは、残念ながら戻りません。

しかし、喫煙による有害物質を体内に取り込まなければ、喫煙しているときと比べ、血管は縮小しにくいため、禁煙開始以降の疾患の罹患リスクを減らしたり、症状の進行を抑えることができます。

 

休憩時間が生産性・集中力を高める

たとえ仕事が多忙で、立て込んだといたとしても、休息は必ず行うようにしましょう。

休息を行わないと、作業効率も低くなる一方です。

仕事が進まないだけではなく、先にお伝えしたとおり、不眠となり、うつ病へと進行してしまう可能性があります。

うつ病となると、仕事を休職しなければならなくなり、最悪の場合失職をしたり、自らの命を絶ってしまうことにつながってしまいます。

 

また、仕事と休憩の関係性についての様々な研究が、複数の機関や学者によってなされています。

それらの研究によれば、休憩をしないで仕事を続けた場合と、一定時間の仕事の後に一定の休憩時間を挟んで、仕事をした場合では、休憩をとる方が、仕事への集中力が高まり、生産性が上がることも、わかっています。

具体的には、50分の仕事の次に、20分の休憩を取る方が、休憩しない仕事よりも、効果があるということです。

 

学校の授業では、45分から50分の授業の後に、10〜20分の休憩を取るのが、一般的ですが、実は理にかなった合理的な時間配分といえるのです。

また、人間の集中力は、90分しか継続しないこともわかっています。

しかも、90分間フルに集中できるわけではなく、およそ15分周期で集中力の波があるとされています。

 

 

健康問題のまとめ

健康問題とは? 看護

今からでも習慣を変えるのは遅くはない

成人での健康問題は、幼少期の生活習慣によって引き起こされているといわれています。

しかし、健康問題が生じてしまったとしても、それを自身の中で意識することによって、その生活習慣を変えることができ、健康問題から脱却することも可能といえます。

 

20歳前後の青年期における健康課題として、政府は

学生生活や単身生活で、生活習慣に問題がある場合も多く、壮年期以降の危険な生活習慣の出発点でもあり、重要な時期であると考えられる。

出典:健康日本21総論 第6章人生の各段階の課題 第2節の3項青年期

と論じているように、若い段階から生活習慣を改めて行動していかないと、その後の生活習慣も乱れたままとなり、重大な疾患にかかってしまうリスクがあるといわれています。

そのため、少しでも早い段階で生活習慣を改めて行動していく必要があると考えられます。

 

 

楽しい人生とするか、辛い人生とするかは自分次第

先にお伝えした対策のように、今から少しずつでも生活習慣を変えていくことによって、今後の人生が変わるといっても差し支えはないはずです。

せっかく稼いだお金を自身の楽しみに使うのか、もしくは健康問題の解消のために使うのかは今からの自分の行動しだいといえます。

健康問題を抱えず、楽しみながら日々の生活を送り、生活の質を維持、もしくは向上させていくためにも、生活習慣を改めて行動していく重要さがご理解いただけたのではないかと思います。

 

これからの人生のためにも、少しずつ生活習慣を見直していきませんか?

今回の記事は、筆者協力者である現役看護師の” にしの ”さんが書いています。

 

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