夏バテが起きる原因は?そのメカニズムとは|現役看護師が解説!

夏バテ 原因健康
夏バテ 原因

ひどい暑さが続いて、体がだるい、食欲がわかない、なんだか頭痛もするし、これは夏バテかもしれない・・・という、あなた。

なぜ夏バテはおきるのか知っていますか?

夏バテが起きると体の中でさまざまな症状が出ますが、原因はおおよそひとつに絞られるといっても過言ではないのです。

あなたは夏バテの原因に興味がありませんか?

来年からは夏バテにならない体作りをするためにも、夏バテの原因と何に注意すればいいのか、現役看護師の<にしの>がお伝えします。

 

 

夏バテが起きる原因は?

夏バテが起きる原因は?

 

夏バテが起きる原因は自律神経の乱れにあります。

ではその原因となる自律神経とはいったい何なのか?と思うあなたのために、簡単に説明いたします。

 

自律神経とは

ではまず自律神経とは何なのか解説していきましょう。

自律神経とは自分の意思に関わらず常に働いている神経のことをいいます。

さまざまな内臓や筋肉に対して働きを持っています。

交感神経と副交感神経に分かれています。

おおよその働きとして、血圧の調整、心拍数の調整、体温調整、消化機能の調整、体の中の水分と電解質と呼ばれるもののバランス調整、汗や唾液といった体液の調整、排尿機能の調整、性的反応などがあります。

 

交感神経とは

交感神経とは起きているときや興奮しているとき、緊張しているときに働く神経のことを言います

交感神経の働きとして、心臓の動きを高めたり、呼吸を早くする、瞳孔を開く、脂肪を分解してエネルギーにする、汗がたくさん出る、といった働きがあります。

 

副交感神経とは

副交感神経とは、交感神経と間逆で寝ているときやリラックスしているときに働く神経のことをいいます

働きとして、胃腸の動きをよくして消化や排泄をする、脂肪を貯める、脈や呼吸をゆっくりにする、血管を開いて血圧を下げるといった働きがあります。

夏バテによってこれらの自律神経の働きが乱れてしまい、そのことが原因でさまざまな症状が引き起こされてしまいます。

では自律神経はどんな原因で乱れてしまうのでしょうか。

 

 

なんで夏バテになると自律神経は乱れるの?その原因とは?

自律神経の乱れ

高温多湿の環境

人は汗をかくことで体温調節をしますが、多湿が原因で汗の蒸発が妨げられてしまい、汗をかく機能に異常をきたしてしまうことがあります

そうすると、汗を出せなくなり体温調節ができなくなってしまい、体力が減っていき、だるさ、疲労を強めてしまうことにつながります。

結果として夏バテへとなってしまいます。

また、最悪の場合には夏バテから熱中症へと至る可能性もあり大変危険です。

 

熱帯夜

人口の増加や文化の進化から以前よりも地球温暖化が進んだことが原因となり、以前より夜は涼しいといった状況が減ってきています。

その結果として、暑さが原因で寝つきが悪くなり、眠りが浅くなってまったく眠れなくなってしまいます。

そのため、睡眠で体力を回復することができず、自律神経が乱れて、夏バテを引き起こす原因となってしまいます。

 

室内外の温度差

外は30度を越える暑さなのに、一度室内に入るとがんがんと冷房が効いてとても涼しいことが多いと思います。

そのような状況にいると、急激な温度差が原因となり体力が減ってしまい、夏バテの原因となります。

それだけではなく、涼しすぎる部屋と外を行き来することで、体にストレスがかかり、自律神経が乱れ、夏バテになります。

 

体内の水分とミネラルの不足

人は汗をかくことで体温調整をすることがわかりましたね?

外の暑さから大量に汗をかくことが原因となり、大量の水分が体からなくなっていきます。

さらに、汗とともに体に必要なミネラル分も大量に体外に出てしまうことで、体の中の水分とミネラルのバランスが崩れてしまい、脱水症状を起こしたり、体調を崩してしまいます。

ミネラルとは、体の機能の調節に欠かせない栄養素のことをいい、ナトリウム、カルシウムやカリウム、マグネシウムなどがあります。

 

暑さによる食欲不振

暑さによって胃の消化する機能が落ちると、食欲が低下してしまい食事を摂ることが難しくなり、ビタミン、ミネラル、たんぱく質などの必要な栄養素が不足してしまいます。

そうすると、体に必要な栄養素がないことが原因となり、体がだるい、疲れやすいなどの症状が出てしまいます。

暑いからといって、ジュースなどの清涼飲料水やビールなどの冷たい飲み物をがぶがぶと飲むと、冷たい飲み物が胃の働きを低下する原因となってしまい、さらに食欲がなくなるという悪循環に陥ります。

 

簡単にまとめると、暑さが原因で自律神経が乱れてさまざまな症状が起きる、といったことがわかったかと思います。

では、夏バテとならないために日常生活で取り入れられる行動はどういったものがあるのでしょう。

 

 

夏バテの原因とならないように日常生活でできる予防法ってなんだろう?

日常生活でできる予防法

①温度差への工夫

室内外の気温差が5度以上となると自律神経を乱す原因となるため、エアコン温度をこまめに変更するといった工夫が必要になります。

エアコン温度を自身で変えられないときは、ひざ掛けや羽織り物などで、直接エアコンの風が当たらないように調節していきましょう。

 

②栄養価の高いものを食べる

食欲が低下してしまうと、簡単に食べれるものやゼリーといった口当たりが良いものをとりがちになってしまいます。

量をとる必要はなく、疲労回復、免疫力アップ効果のある栄養価の高いものといった、質に重点をおいて摂取を心がけましょう。

たとえば疲労回復に有用なビタミンB1の含まれる豚肉やまいたけといったきのこ類など、体の水分調整をしてくれるカリウムの含まれたバナナや、納豆、サトイモや小松菜などの野菜類をなるべく取り入れると良いかもしれません。

ただし食べずぎてしまうとバランスの乱れた食事となり、他の疾患へとつながってしまう恐れがありますので、適度な量を摂取するようにしましょう。

 

③十分な睡眠を確保する

夏バテの予防法は、なによりも疲れを溜め込まないことです。

普段より少し早めにベッドに入り、ぐっすりと眠って疲労回復ができるようにしましょう。

しかし熱帯夜だからといってエアコンをかけながら眠ることは、逆に体全体が冷えすぎてしまい、睡眠の質を下げてしまうことにつながります。

そのため、枕に冷感ジェルマットをひく、寝具を通気性のいいものに変える、パジャマを吸湿性のよいものに変えるといった工夫をしてみると良いかもしれません。

また、眠る前に考え事をしたり、カフェインを取ってしまうと脳が冴えてしまうため、考え事は明日に回し、カフェインは避けましょう。

 

 

これであなたは夏バテがどうして起きるのか、その原因を知ることができたのではありませんか?

夏バテが原因でせっかくの夏のイベントを楽しめないのは、誰だって嫌だと思います。

夏バテとならないように日常生活をちょっと工夫をしてみたり、夏バテの原因でもある自律神経を乱さないような生活を送り、快適で楽しい夏を満喫してみませんか?

 

今回の記事は、筆者協力者である現役看護師の< にしの>さんが書いています。

 

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