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お盆の墓参りのやり方|時期やお布施の相場など

墓参りのやり方時期季節

夏のお盆休みに『帰省』される方々が多くいらっしゃいます。

祖先の霊が『家族の元に帰って来る』とされますお盆の時期にお墓参りをします。

僧侶が、檀家の家を回り読経もします。

けれども、お盆は『仏教由来』の行事だと思っていませんか?

それは大きな間違いかも知れないです。

 

お墓参りのやり方について、解説します。

 

 

お盆の墓参りのやり方|時期やお布施の相場など

お盆 墓参り

墓参りの時期やお布施の相場、もしいけないときはどうすればいいのか、などお墓参りのやり方について解説します。

 

お盆の墓参りはいつ頃が良いのか?

 

お盆は、1年で最大の仏事行事となっています。

お墓参りというのは、通常時期や頻度は、決まっていなくて、いつでも歓迎してくださ ると思います。

けれども、諸説によりますと、29日は『二重に苦しむ』と言って避ける地域もあります 。

 

 

しかし、お盆は出来れば、8月12~13日までにお墓に行きます。

お掃除をして、 日頃の感謝込めて、ご先祖様に手を合わせてから お盆休みを満喫してはいかかでしょうか?

それにお盆行事には2つの意味があります。

 

先祖供養と施餓鬼の(無縁の霊)供養です。

では、身寄りのない無縁様はどなたが供養するのでしょうか?

 

 

お盆になると、寺院は檀家の家を回りお盆の参りをします。

同時に、お盆の季節は寺院で『施餓鬼法要』をも執り行い、無縁の霊を供養します。

この事は、お釈迦様の弟子の『目連伝説で、地獄に落ちた母を お釈迦様の助言通り、修行僧に施しをしたら、母が救われた』と言うものです。

 

元々の仏教には、先祖供養の概念はありませんが、日本古来の先祖供養の習慣と 仏教に、おける施餓鬼供養が合わさって、今のお盆の形が出来ています。

 

 

お盆の墓参りをしない?行けない方々は?

お墓に故人の霊をお迎えに行き、お盆の時期に 故人の霊は、仏壇のお位牌を依り代にこの世に帰って来られるので、 『お墓に行かない』と言う家の考え方もあります。

このような場合はお盆の1~2日前にお墓を、お掃除をし『盆入りの8月13日』にお墓に お参りをしに行きます。

 

故人が家にお迎えしているので、お盆の期間はなるべく外出を、控えると言う意味です 。

また、故人をあの世にお送りするため『8月16日』にも2度目のお参りに行く場合もあ ります。

確かにそのような考え方も納得出来ますね!

 

また、故人が留守の間お墓を守って下さる 仏様に挨拶を行く『留守参り』と言う風習があり 『中日の8月14日、15日』のいずれかにお参りします。

もしも、お墓参りが無理になったときには 故人を思い仏壇に手を合わせるだけでも良いと思います。

 

仏壇がない場合は、お膳を用意をして 精進料理と飲み物を、振る舞われてはいかでしょうか?

お墓に行けなかった事で、不幸にはならないです。

第1に、故人を思う感謝の、お気持ちが大事ではないでしょうか?

必ずお気持ちは伝わると思うのですが….

お墓参りをしても、 『仏を作って魂入れず』よりは 立派な弔いだと思います。

 

 

お盆の墓参りのお布施の相場は?

お布施と聞くと葬儀や法事、法要等の際に お経をあげてくださった『僧侶にお礼』として、手渡すイメージがあると思います。

しかし、本来の意味はあくまでも僧侶や、仏様への感謝の気持ちです。

そのためには、前もってお布施の相場を、調べていけば 気持ちよく手渡す事が出来ると思われます。

お盆やお彼岸、命日等に、お墓に出かけた場合、お布施を渡す必要があります。

 

 

お寺・自宅等で個別法要の場合、祥月命日の場合は、5千円~1万円。

49日が終わり、1周忌法要の場合は、3万~5万円。

三回忌法要以降は、 約3万~5万円。

 お彼岸の場合は、3万~5万円 が相場です。

※初盆の場合は、親戚を招き盛大に執り行われますので、 約3万~5万円が相場です。

 

 

お寺で合同法要をする場合、お盆の場合は、5千円~2万円。

お彼岸は、3千円~1万円。

 

 

開眼供養や閉眼供養(浄土真宗では建碑)納骨法要をする場合それぞれ3万~5万円。

※法要前後に、時間がある場合はまとめて、お布施を袱紗に入れて、手渡しされると良 いと思います。

また、お布施以外に必要な費用は、お車代(僧侶の交通費として5千円~1万円。

おとぎ料(外食に僧侶が参加出来ない場合)は、5千円~1万円 が一般的です。

 

 

お布施の渡し方は、 正式には古くから、お布施は『奉書紙』に包んで、お渡しするのが一般的です。

今は封筒でも良いとされています。

また、不祝儀袋にお布施を包む場合は、黒・白か黄・白の水引を使用します。

封筒は、『不幸が重なる』と言う意味で2重封筒は使用しないで下さい。

表書きは上半分に、『お布施』『お経料』『お礼』 等を書きます。

下半分には法要の施主の姓名や◯◯家と書きます。

薄墨では書かないように…. お渡しする時は、お盆に載せて渡すか、袱紗に包みお渡しします。

手でお渡しするのは、失礼にあたります。

 

 

お盆の墓参りの時間帯は?

お墓参りの時間帯は、午前中が良いです。

朝日に照らされた清浄な空気の中でお墓参りをしますと 『その日1日が良い事』が起こりそうで、清々しい気分になります。

また、夕方と言うのは『逢魔の時』等と呼ばれ 『昼と夕の境目には災害が起き、魔物が遭遇する』と昔の方々は考えたようです。

多分、墓地は生死の境界の場なので、そのような凶事を出来るだけ避けようとされたのだと思われます。

諸説ありますが。お墓に暗くなってから行くと『足元が危ない』、一人で行くと『不用心』と言う説があります。

それに、『ついで参り』は失礼にあたると言う説もあります。

確かに、ご先祖様にしますと『ついで』よりも、目的を持ち 来てくれた方が、嬉しいと思います。

もし、私でも『ついでによった』と言われると、良い気持ちはしないです。

 

 

お盆の墓参りに行く服装は?

お盆だからと、喪服を着なくてもかまわないです。

ですが、あまり華美な服装やイヤリング、指輪は避けた方が良いと思われます。

あくまでも質素な平服で良いと思われます。

 

 

けれども、ジーンズにティーシャツもいかがなものでしょうか?

どこで誰にお会いするかも知れないので、身なりは正して行く方が無難です。

1番に考えるのは、ご先祖様を偲び、思いやりの心だと思います。

 

 

お花を選ぶ時は、宗派により違いますが 殆ど仏教では菊を中心に、仏花を販売しています。

また、高野槙を供える地域もあります。

昔『故人が好きだったとバラの花束をお供え』していたのを見ました。

刺のあるお花は、正式には『避けられた方』が良いと思います。

 

 

お墓に参りに準備は、お線香・ろうそく・ライター・数珠・タオル(2~3枚)・お供え物(一般に故人の好物)・飲み物・アイスタオル(2~3枚)・スポンジ・ゴミ袋・手桶・柄杓。

手桶や柄杓等は、寺院や霊園で貸し出しているところが多いです。

お盆等大人数が、予想されるときは、持参する事をお薦めします。

 

 

お盆の墓参りはいつまでにすれば良い?

神道は、特に時期を決めていません。

仏教のお盆の時期と同じで良いと、思われます。

大きな違いは、仏教は仏花を供えるのに対し、神道は『榊の枝』をお供えします。

 

 

創価学会は、毎日がお盆だと考えられています。

キリスト教も、お墓に行く時期は決められていません。

カトリック圏では、11月2日を『死者の日』とされ、 『神に召される』と言う考えで、教会ではミサが行われます。

また、8月15日が『聖母被昇天祭』のため、お盆の時期に、お墓参りをするところもあるようです。

 

お盆の墓参りは、いつまでに行けば良い?

お墓参りの手順とマナーお墓参りは、先ほど書いたように、8月13日にはご家族そろって行くようにします。

 

 

お墓参りの手順

菩提寺または霊園に着いたら、まず手を洗います。

手桶や柄杓を借りて水を汲んでおきます。

寺院や墓地の場合は、本堂にお参りした後、故人様やご先祖様のお墓に向かいます。

隣のお墓に、お参り故人やご先祖様のお墓の隣のお墓に、『いつもお世話になっております』とお参りをします。

 

 

お墓のお掃除は、敷地の雑草等のゴミを取り除き、次に墓石をスポンジやタオルで丁寧に拭きます。

特に花立てや水鉢、線香入れ丁寧に洗います。

半紙をおき、その上にお供え物をおきます。

新しい水にお花を花立てに立てます。

 

 

ろうそく、お線香に火をつけ故人様と 縁の深い方から順にお線香受け(たて)におき墓石の前にしゃがみ 数珠を手にかけ合掌します。 その時、お経を読まれても良いです。

後片付けを忘れずに、ゴミも持ち帰ります。

 

 

お墓参りでの注意は

ろうそくや線香の火は、口で吹き消さない事線香やろうそくを息を吹きかけて、消すのは 仏教において『口から出た物は穢れたもの』と見なされます。

従って、ご先祖様に穢れたものを仏様にあげるのは避けるべきです。

お線香の火を消す時も、ご先祖敬う気持ちで『手で仰ぎ消す』のがマナーですが、お線香を横に持つと、火が熱く感じて、慌ててしまうので お線香を縦に持ち、上から下に振って消すようにします。

 

 

墓石にお酒をかける事

ご先祖様がお酒が大好きなので、『お酒をかけてあげたい』と思う方もいらっしゃいます。

しかし、お酒の成分により、酸化してしまったりシミや変色の原因になります。

墓石を後世まで残し、管理するためには、コップでお供えをして、帰宅するときには回 収をします。

お供え物を残して、帰らない事お盆の暑い日に、お供え物を残す事で食べ物が傷みやすくカビが生えたり、悪臭で近隣の方々の迷惑になります。

また、野良猫やカラス等が散らかし汚してしまうので避けた方が良いです。

故人を偲び、その場で召し上がっても良いですが 、自宅に持ち帰り『供養』と思いなるべく召し上がる事をお薦めします。

 

 

まとめ

お盆のお墓参りは夏の暑い時期になります。

私事ですが、お墓参りで、熱中症なった経験から、暑さ対策が大切だと思います。

ご自分の健康管理にも、つけながら 丁寧に行動する事により、心がこもったお参りが出来て、度重ねてマナーを学んでいけば、親戚や友人のお参りにも役にたつと思います。

『死』と言うのは、今の若者達にとっても格好の教育材料になります。

 

 

近しい方の死やお墓参りによっても、『感受性が養える』のではないでしょうか?

それに、自分自身の精神を落ち着かせる効果もあるように思います。

そして、あなた方も、私自身も若い世代に対して、『供養の大切さ』をしっかりと伝えていく必要があります。

多くの日本人が日常を見つめなおし、謙虚な心を持つのが お盆であり、ご先祖様への感謝が最も尊い、日本人の習慣(行事)ではないでしょうか? 

 

 

 

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