サッカー日本代表に選抜されたFW 小川航基(水戸ホーリーホック)選手。
代表デビュー戦の東アジアE1選手権で、ハットトリック達成!!!
なんと日本代表デビュー戦のハットトリックは、史上3人目という快挙!
日本は、香港に対して、5ー0で勝利した。
#小川航基 選手ハットトリック⚽️⚽️⚽️
✔ ゴール!!
🏆 EAFF E-1サッカー選手権
🆚 日本 vs 香港
🔢 5-0
⌚️ 58分
⚽️ 小川 航基(日本)@hollyhock_staff #Jリーグ#E1 #jfa #daihyo#SAMURAIBLUE
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FW 小川航基(水戸ホーリーホック)といえば、直近では移籍の話題で注目を集めました。
所属していたジュビロ磐田から、今年の7月14日に水戸ホーリーホックへの移籍が発表されたのだ。
この移籍は育成型期限付き移籍で、期間は2020年1月31日までとなっている。
この移籍後のある試合後に
正直、僕は危機感しかありません。ジュビロ(磐田)でレギュラーを掴めず、強い覚悟を持って水戸に来ました
ともコメントしている。
そんな確固たる覚悟を決めて移籍をした
FW 小川航基(水戸ホーリーホック)に、今回は日本代表の選抜のニュースが飛び込んだのだ。
ジュビロ磐田では思ったような結果は出せなかったものの、過去の別の代表選に出場している。
その代表選ではしっかり結果を残しているので、今回の代表入りも期待が持てると言えよう。
そんなFW 小川航基(水戸ホーリーホック)のプレースタイル、経歴などを見ていこう。
FW 小川航基(水戸ホーリーホック)のプレースタイルとは?
まずは気になるFW 小川航基(水戸ホーリーホック)のプレースタイルから紹介しよう。
この選手の特徴はなにより186cmと比較的恵まれた体型であることだろう。
そしてその身長を活かしたヘディングを得意とする点も、特徴の一つと言えよう。
また高身長にも関わらず動きが俊敏だ。
相手の裏に抜け出すシーンは、過去の様々な試合からも見て取れる。
こうした動きを得意とする点も特徴の一つと言える。
さらに若い世代の選手の中で、シュート精度はトップクラスだ。
このプレースタイルがいかんなく発揮されたのは、2017年に達成したルヴァンカップ・FC東京戦で達成したハットトリックだろう。
自身の公式戦初ゴールを含んだハットトリックを達成したのだ。
この試合のゴールシーンはFW 小川航基(水戸ホーリーホック)のプレースタイル、その魅力を表したものだと言える。
またこのハットトリックは19歳の時に達成しており、全身のナビスコカップを含めても最年少記録となっているのだ。
ジュビロ磐田では大怪我もあり、なかなか結果を残せていなかったものの実力はしっかりとある選手なのだ。
実力があると言える根拠は高校時代のFW 小川航基(水戸ホーリーホック)の経歴にもある。
FW 小川航基(水戸ホーリーホック)の高校時代とは?
FW 小川航基(水戸ホーリーホック)の出身高校は桐光学園だ。
この学校はサッカーの名門であり、あの中村俊輔選手の母校でもある。
この名門校で一年生からレギュラー出場をし、一年生の時には全国高等学校選手権にも出場している。
そして三年生の時にはキャプテンを務め、二回戦と三回戦では二ゴールずつをあげているのだ。
チームはベスト16で去ったものの、名門校のベストストライカーだったわけである。
FW 小川航基(水戸ホーリーホック)は代表戦での結果は?
【日本代表選出!!】日本代表に選出されたFW19 小川 航基選手!!今日は水戸ホーリーホックサッカースクール水戸校で選手のスクール訪問に参加♪訪問後、ファン・サポーターの皆様へメッセージをくれました!!がんばれコウキ!!! #mitohollyhock pic.twitter.com/tBggbOv1LL
— 水戸ホーリーホック (@hollyhock_staff) December 4, 2019
名門の桐光学園のエースストライカーとして、その後はジュビロ磐田に入団をした。
ジュビロ磐田でなかなか結果を残せなかった一方、年代別の日本代表には招集をされ続けていたのだ。
ジュビロ磐田で結果を残せなかったものの、代表戦ではしっかりと結果を残していたために招集され続けたのだろう。
以下が主な年代別代表での結果だ。
■2015年のU-18日本代表
得点王となり日本の優勝に貢献
■2016年U-19日本代表
AFC U-19選手権の初優勝に貢献
(初戦1ゴール、準々決勝2ゴールなど)
■2017年U-20日本代表
FIFA U-20ワールドカップでベスト16入りへの貢献
■2018年U-21日本代表
トゥーロン国際大会で選抜
このように毎年のように、年代別の日本代表に選抜されていた。
そしてしっかり得点を決めており、決定力や実力の高さを示しているのだ。
しかし上記の2017年U-20での大会で大きな苦難に直面する。
FW 小川航基(水戸ホーリーホック)がぶつかった苦難とは?
FW 小川航基(水戸ホーリーホック)は、上述の2017年大会で大怪我を負っている。
この年の5月25日に行われたウルグアイ戦で、左膝前十字靱帯断裂と半月板損傷となってしまったのだ。
この怪我の治療に時間がかかり、完治後の先発は実に怪我から329日後という長い期間が空いてしまった。
この先発試合は2018年4月4日のルヴァンカップ ヴァンフォーレ甲府戦で、FW 小川航基(水戸ホーリーホック)にとってはプロ三年目となっていた。
2018年はジュビロ磐田でも先発出場の機会があったものの、なかなかレギュラーポジションは獲得できないままであった。
この年は出場16試合中で、先発7試合の途中出場9試合でサブ的な立ち位置を脱せなかったのである。
当然ながら怪我の影響があったわけだが、怪我さえなければ今頃の活躍は違っただろう。
なぜなら上述の通り、実力をしっかりと兼ね揃えた選手だからだ。
そして2019年シーズンは、こちらも上述通りに確固たる覚悟の元に水戸ホーリーホックへ移籍をした。
FW 小川航基(水戸ホーリーホック)の水戸ホーリーホックでの活躍は?
ここからはFW 小川航基(水戸ホーリーホック)の、水戸ホーリーホックでの成績をみてみよう。
その気になる成績は以下だ。
■出場試合数22
■出場時間1372分
■得点7(PK1)
■シュート43
■シュート決定率0.1628
このようにジュビロ磐田の頃とは異なり、試合にしっかり起用され得点も取っている。
期待通りの活躍をしているというのが2019年シーズンのFW 小川航基(水戸ホーリーホック)だ。
この結果は本人の実力だけでなく、確固たる覚悟がもたらしたものと言えよう。
なぜなら育成型期限付き移籍の話は、水戸ホーリーホック以外のクラブからもオファーがあったからだ。
他のクラブにはJ1、またはJ1同等の資金力を持つJ2チームの名もあった。
その中からわざわざジュビロ磐田から見れば下位となる水戸ホーリーホックを自ら選んだ。
理由は、自身をFWとして成長させてくれるものがこのチームにあると思ったからだそうである。
水戸ホーリーホックでの試合を見ればお分かりいただけると思うが、かなり泥臭いプレーをしている。
貪欲にゴールを狙っているのだ。
まさに背水の陣の中でプレーし、そして今回の代理入りを獲得したのである。
FW 小川航基(水戸ホーリーホック)の代表選での活躍はいつ見れる?
今回の代表入りは2019年12月10日から、韓国で開催されるEAFF E-1サッカー選手権2019」のものだ。
この大会でFW 小川航基(水戸ホーリーホック)の活躍を期待したい。
過去の代表戦でもしっかり得点を取っていることから、今大会でも得点の期待は大きくなるだろう。
なにより移籍後の貪欲なプレーから、一皮向けたFW 小川航基(水戸ホーリーホック)を期待する。
ぜひ皆さんも注目をして欲しい。
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