私たちの毎日の生活に欠かせない食事。
その準備はとにかく大変です。
料理が好き、得意な人はいいけれど、苦手な人には毎日だと、正直辛いものがあります。
仕事もあるし、家のほかの家事もしないといけない、子供のこともあるし・・・。
朝作って、お弁当作って、帰宅したらバタバタと夕食の支度にとりかかって、ぐったり。
毎日、明けても暮れても食事の支度のことばかり考えてる。もう、なんとかして!
なら、仕込みをしてみませんか?朝作るついでに、買い出ししたものをしまうついでに。
今日は、仕込みのいい所、どんな方法があるのか、レシピの集め方などを紹介します。
仕込みで、使う体力も時間も最短に。明日の自分に楽をさせてあげましょう☆
家事の中でも大変な料理!仕込みで楽になる|仕込みってどんなこと?お店も活用

料理の仕込み
家事の料理|仕込みであとが楽になる
仕込みという言葉にはいくつか意味があります。
しっかり技術や要領を教え込まれていること。醸造するとき、原料を桶に詰めておくこと。
飲食店の人が仕入れに行くこと、などなど。どれも、準備にかかわることのようです。
ここでは料理に関しての「材料の下ごしらえ」としての意味をピックアップします。
料理に関しての意味としては、あとの作業を楽にする、下処理や準備のことです。
お肉に下味をつけておいたり、野菜を切っておいたり、サラダにかけるドレッシングを
あらかじめ作っておいたり。することは料理の種類によって様々です。
お肉に下味をつけておけば、あとは焼くだけ、揚げるだけの作業になります。楽です。
仕事でクタクタなのに、一からお肉を切って、味をつけるのに時間がかかるし・・・。
そんなことはなくなります。焼いちゃえば、揚げちゃえば、もうおわりですよ~!
野菜を切ってドレッシングまで作っておいたら、人数分を盛るだけでよくなります。
仕上げの調理のみにしておけば、余裕も出てくるので盛り付けや仕上げにも気を配れます。
いつもより少し盛り付けも素敵になるなら、うつわ選びも楽しくなるかもしれませんね。
家事 料理の仕込み|飲食店では日常
仕込みは飲食店では当たり前に行われている仕事のひとつです。
飲食店では、とにかく相手にする人数が家庭とは比べ物になりません。
開店してからでは間に合いませんので、仕込み作業は開店数時間前には始まります。
お肉を必要な大きさに切ったり、キャベツの千切りを大量に作ったり、カレーやソースは、
開店の数時間前どころか数日前から、コトコトに込んだり、味を作り足したりもします。
家事 料理の仕込み|仕込みの方法・種類はなにがある?

料理の仕込み
家事 料理の仕込み|ついでに仕込む
仕込みの種類にも色々あります。わたしがよくやっているのは、ついでに仕込み。
朝食の目玉焼きを作るとします。焼けるまで少し時間がありますね。その時間を活用。
キャベツをザクザク切って、ニンジン、ピーマンを切っちゃいます。はい、おしまいです。
あとはそれぞれボウルに入れて、夕方、自然解凍しておいたお肉と一緒に炒めて完成。
焼いてる間、煮ている間。「ついで」って意外とあるし、短時間でもいろいろできます。
キャベツ、ニンジンを切るとき、ついでにサラダ用にスライスすることもあります。
家事 料理の仕込み|作り置き
今でも根強い人気の、作り置き。つくおきなんて呼ばれて本もたくさん出ています。
時間の取れやすい週末を利用して、2~3時間で一週間分の副菜などを作っておく。
人参のきんぴらやパプリカのマリネなど作っておけば、毎日の食卓に色どりも出ますね。
似た味が続いてあきないように、オムレツに入れたりなど色々アレンジレシピもあります。
ただ、少し大変です。料理が苦手な人には、一度に5~6種類の品目を作るのは、すこし
きついかもしれません。接客業など、週末にまとまった時間が取れない人もいます。
無理せず、自分に合った方法を採用しましょう。楽になるための、仕込みです。
家事 料理の仕込み|下味冷凍
その名の通り、「下味をつけて冷凍しちゃう」という目からウロコな思い切った方法です。
買い出しでお肉を買ったら、冷蔵庫や冷凍庫に入れる前に!仕込んじゃいましょう。
調理方法にあったサイズや切り方で、お肉を切ります。必要に応じて野菜も切ります。
ジッパー式のしっかりした袋に調味料と入れ、調理方法に合わせて揉み込んだりします。
あとは空気をしっかり抜いて、冷凍庫で凍らせるだけ。仕込みは終わりです。
食べたい日の朝に自然解凍で出して、帰宅したら焼いたり揚げたり煮たりすれば完成です。
お肉の下味冷凍は料理酒が含まれていることが多いので、お肉も柔らかく仕上がりますよ。
家事 料理の仕込み|仕込みのレシピ・どこで見つけるの?
家事 料理の仕込み|SNSやインターネット
便利な作り置きに下味冷凍。せっかくするならレパートリーがあったほうが助かります。
似た味ばかりにしたくないし、家族にも彩り豊かで、美味しそうって思われたい!
では、みんなどうやってそんなに沢山のレシピを手に入れているのでしょうか。
一番手っ取り早いのはSNSやインターネットです。こういう所、現代ならではですよね。
作り置きひとつとっても、サツマイモや人参、レンコンにピーマン、ひき肉にゆで卵と
使われている材料は本当にたくさんあります。下味冷凍は、お肉料理がメイン気味です。
写真投稿もできるSNSなら、「作り置き おかず」と検索をかければいっぱい出てきます。
細かい材料だと(人参とか)投稿した人が少ない可能性があり、ヒットしにくくなりますので
「作り置き おかず」「下味冷凍レシピ」といったざっくりとした検索の方がオススメ。
写真付きで調味料の分量まで書いてくれていたりしますので、ひとめで分かりやすいです。
家事 料理の仕込み|書籍やレシピ専用アプリ
一般の人たちが掲載しているのがSNSやインターネットであるのに対し、
プロがしっかり関わっているのが書籍やレシピ紹介専用のアプリです。
SNSなどは家庭の味が出ることがあり、「自分には合わないかも?」となることも。
一方で料理研究家や、プロの料理人監修の書籍やアプリは、万人向けにしてあります。
辛さや甘さは個人の好みがありますが、基本的にはほとんどの人に合うように考えられていますので、
そういう意味でもこちらはオススメです。
最近は動画付きで調理工程を見せてくれたりしますので、
SNSでたまにある「工程が一つ抜けている」ということはほぼありません。
また、初心者でもわかるように詳しく説明があるのもプロの関わる良い所です。
まとめ
あぁ、今日もまたご飯作らなくちゃ・・もう思いつかない。レパートリーも尽きちゃった。
そんな時は、便利な作り置きや、下味冷凍に助けてもらってもいいと思います。
何かのついでに仕込んでみたり、出したついでに別の調理用に一緒に切っておいたり。
今は、情報を手に入れる方法はあふれています。スマホを触ればレシピに出会えます。
あとは、ちまたにどんな方法があるか知ってしまえばいいのです。
プロの知識や、同じ様に頑張っている皆が共有している情報を頼って、
がんばった自分に、大切な家族に、美味しいご飯を作りましょう!