2019年12月10日のNHKニュースによれば、
仲介役のフランスとドイツが、同席する4国首脳会談を行い、
完全な停戦を実行することで一致した。
完全停戦は今年末までに完了するよう実施する
ロシア・ウクライナ内戦停戦!やっと?こんどこそ?
ロシアとウクライナが年内の停戦で合意しました。ロシアの胸算用とは。池田元博編集委員のNikkeiViewsです。 #ウクライナ https://t.co/xygGteqF3S
— 日経電子版 オピニオン (@nikkei_OPINION) December 10, 2019
2015年2月15日にも停戦が発効されている。
しかし、この時は、ロシアの撤退がすすまず、
一部地域ので戦闘が続いた。
24日には、パリで、合意を履行するために、
今回と同じく、ドイツ・フランスを交え、4カ国で協議をしている。
ロシア・ウクライナの両国による、停戦違反があり、
双方の非難合戦が激化した。
結局、戦闘の再燃を防ぐための、前線からの引き離しも困難であり、
ウクライナは撤去を見送る方針を示した。
そして、今回の首脳会談は、2019年12月9日、前回と同じ4カ国が集まり、
パリで開催された。
協議の時間は、5時間にも及んだとのこと。
そして、4カ国の声明では、年末までに完全停戦をすること、捕虜の全員解放について、一致したとされている。
しかし、ロシアとウクライナ首脳の主張には、温度差があり、
「大丈夫か」という気持ちが残る。
ウクライナのゼレンスキー大統領は「ウクライナは単一国家であること。
連邦国家には、はいらない。それは絶対に変えられない」
ロシアのプーチン大統領は「ウクライナは、東部に自治権をあたえるべきだ」
2国首脳の主張には、大きな隔たりを感じる。