中学生でも、痩せたいと思っている人はいると思います。
中学生の場合、大事な成長でもあり、無理な食事制限をすると、体調を崩したり、身長の成長が止まってしまうなどのリスクがあります。
食事制限なしでダイエットする方法や注意することなどを中心に、解説してまいります。
食事制限なしでダイエットする方法 中学生の場合
中学生という年代は、実は男子も女子も人生の中で一番基礎代謝が多いということを知ってますか?
基礎代謝量が多いということは、特に運動やスポーツなどをしなくても、普通の一日を送るだけで、消費するエネルギー量が多いということです。
それでももし太ってしまっているようなら、一日の中で食べてる量が多すぎるということです。食事制限なしでダイエットをする方法としては、大きな制限をするまで出ないとしても、コントロールした食事は必要です。
食事以外の方法については、別の記事「中学生ダイエットを成功させる方法」で紹介していますので、ご参照ください。
当記事では、食事に関連する知識情報について、解説しています。
中学生ダイエットの食事メニューについて
当記事では、中学生ダイエットで効果を出しやすくする食事に関する方法や注意することについて、解説します。
中学生ダイエットで摂取カロリーではどのくらいまで、食べていいのか
一日の食事を考える上で、まず重要なことは、基礎代謝を知ることです。
厚生労働省の日本人の基礎代謝基準値は、中学生の場合、12歳〜14歳と考えると、男子で1520kcal、女子で1410kcalです。ただし、これは平均値です。
それぞれ参考としている体重が、男子で49.0kg、女子で47.5kgです。もっと体重が少ない人は、基礎代謝も低いことになります。
そして、一日に必要な摂取カロリーを考える場合には、日常の身体活動レベルと掛け算をして求めることができます。
身体活動レベルとは、労働厚生省の指標の中で、次のように定められています。(12〜14才の掛け算の計数)
- レベル1 生活の大部分が座った姿勢で、活動は静的な活動が中心(1.45)
- レベル2 座った姿勢が多いが、作業に伴う動きが適度にある(1.65)
- レベル3 日中は立ったままや移動することが多い。あるいは習慣的に、スポーツをしている。(1.85)
以上によって求められる、一日に必要とされる摂取カロリーは以下のようになります。
レベル1 | レベル2 | レベル3 | |
男子中学生 | 2300 | 2604 | 2908 |
女子中学生 | 2140 | 2422 | 2704 |
中学生ダイエット 給食
ダイエット中の中学生にとって、給食ってどうなんでしょう。
中学校の給食は、平均800kcalと言われます。もしあなたがあまり運動をしない人ならば、前述の身体活動レベルは、「レベル1」と考えた方が良いので、1日の摂取カロリーは2140kcalということになります。
とすると、給食の800kcalは結構多めに感じます。
ただ、学校の給食は、管理栄養士という国家資格を持っている人が栄養バランスを考え作ってくれているものです。給食以外の食事は多くの場合、好きなものを食べる傾向にありますので、ダイエット中の場合、栄養バランスが考えられている食事があるのは、とても重要です。
ですので、ダイエットを順調に進めたいのであれば、給食は基本的に、残さず食べた方が良いです。また、給食に限ったことではありませんが、人間には、食べる順番によって、吸収されやすいという特徴があります。
ですので、できるだけ、野菜やスープ・味噌汁>肉や魚>ご飯・パンの順番に食べるようにしてください。やってはいけないのは、ご飯から先に食べることです。
玄米ならば早い段階で食べても、構いません。食物繊維やミネラルが豊富だからです。しかし、白米の場合、ほぼ糖質ですので、ダイエット中は控えめにしたいからです。
中学生ダイエットの大敵は 間食・お菓子
中学生でダイエットの必要性を考えているのなら、その原因となっているのは、間食・おやつの食べ過ぎです。
特にお菓子系とジュースです。
今すぐにでも、お菓子の箱の裏側に書いているカロリー数をチェックしてみてください。200kcalや300kcalのカロリーが書かれてると思います。
学校が終わって帰ってきて、夜ご飯の前のおやつタイムという人はいませんか。
また、ご飯が終わって一息ついたら、寝る前に、またお菓子食べてないですか。
お菓子を食べる人、感触でおやつを食べる人、合わせてジュースを飲む人、太らない方がおかしいです。材料(原料)のところに、「小麦粉」と書いてあれば、もはや確定です。
それがダイエットの邪魔をしている犯人です。
食べるのでしたら、運動をしましょう。
もしポテチを1袋、60gたべたら336kcalです。牛ひれ(輸入肉)ステーキ250gのカロリーと同程度です。消費カロリーにすると、体重50kgの人が55分間ジョギングをするとほぼ同じです。
60gしかはいっていないポテトチップスを食べるのは、数分でしょう。たべた分を消費しようと思えば、ジョギングを1時間近く走らないと消費してくれません。
食事制限の一つを紹介|りんごダイエット 中学生の場合
以前、りんごダイエットというダイエット方が流行したことがあります。
そして、現在でもダイエット方の一つとして残っていますが、気になるのは、りんごダイエットの方法です。
りんごダイエットとは、いろいろなバリエーションがありますが、当記事でしょう紹介するのは、りんごだけダイエットは、中学生には要注意ということです。
りんごダイエットが最初に知られた方法は、3日間とか4日間とか、りんごだけを食べるというやり方でした。とにかく、りんごだけを食べるのです。
りんごには、確かに植物繊維やポリフェノールが豊富だし、実践者の口コミなどをしらべますと、驚くほどの効果を挙げたという口コミもあります。ただ、成果を出している人は、1ヶ月リンゴだけなど、極端な方法をとっています。
また、数週間や1ヶ月などと、短期間的です。そして、多くの場合が、他の食べ物を食べたいことへのストレスが大きく溜まる傾向があります。
中学生の場合、気になるのは、このストレスの反動とと大事な時期に炭水化物・脂質・タンパク質を全く取らないことの反動です。女子の場合は、生理が止まったりなどの原因になる可能性があります。男子にしても身長が止まるリスクもあります。
りんごダイエットをする場合、おすすめなのは、朝食をりんごだけにして、他の食事は普通に食べるという方法です。短期的ではなく、長い目で見てゆっくりとした効果があります。
まとめ
食事制限なしで出来る中学生に向いてる方法に注目してみました。
一番気になることは、最も大事な成長期であるので、りんごだけを毎日食べるというようなダイエット方法だと、体に障害が出てくる可能性があります。また、中学で身長が止まるという現象も起きてしまいます。
そういう方法よりも、すぐに効果が期待できるのは、間食(おやつにお菓子)をやめることとジュースもできるだけやめることです。
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