ダイエット中の朝ごはんにパンは太る!食べてダメなパンと良いパン

朝ごはんにパン

ご飯をよく食べる人は太りやすいことは、よく知られています。しかし、米よりパンの方が太りやすいことを知っていますか。

事実として理由があります。もし、ダイエットをしているのに、朝ごはんにパンを食べているなら、痩せるのは厳しいです。

目次

ダイエットの朝ごはんにパンは太ります!

朝ごはんにパン (1)

そもそも炭水化物をたくさん食べると、血糖値が上がります。血液中の糖分量が血糖値のことです。

血糖値が上がると、膵臓からインスリンが分泌されて、血糖値を下げようとします。血糖値が上がったままの状態でいると、血液が濃くなり、脱水症状になる可能性がありますし、糖尿病や心筋梗塞のリスクが高まるからです。

しかし、インスリンは血糖値を下げるために、血液中の糖分を脂肪に変えて体内に溜めてしまいます。この仕組みのせいで、太るのです。

ただ、食後に運動をする習慣がある人は、上がった血糖値を運動によって下げることができます。運動をする筋肉が糖分を消費するからです。

朝ごはんで何を食べるか?ダイエット中ならパンは太る可能性が強い

ダイエットをしている人は、炭水化物の摂取に注意している人が多いです。白米をなるべく食べないと言う人もいます。

炭水化物を食べますと、前述のような仕組みで、食べて使われなかった糖質は、脂肪に変わって体内に溜まります。

白米は、食べすぎるとその可能性が高いです。しかし、パンはさらに可能性が高いので注意しましょう。

パンが太る理由は何?

肥満度を測る数値にBMI値が有りますが、BMI値が高い人(肥満度が高い)ほど、米ではなく、パンを食べているというデータもあります。

パンが太りやすい食べ物である理由は、糖質の他に、脂質も含んでいるからです。白米も糖質を含んでいますが、脂質は100g中に0.3gしかありませんが、食パンは4.2gを含んでいます。ロールパンになれば、9gも含んでいます。(日本食品標準成分表を参照)

さらに、脂質はバターが原料ですので、飽和脂肪酸であり、体に溜まりやすい性質を持っています。(魚や植物に含まれる不飽和脂肪酸には、体に良い効果があり、体にも溜まりにくい)

食後に自転車通勤や徒歩通勤で、筋肉を動かすことで、上がった血糖値を下げる習慣がある人は、良いのですが、電車通勤で、徒歩の時間が少ない方は、脂肪となって体に残る可能性があります。

ダイエット中の朝ごはんに食べてダメなパンメニューと良いパン

パンがダイエットに向いていないのは、含んでいる糖質と脂質のせいです。しかし、選ぶ種類によっては、そのリスクがさらに高まります。

逆に、パンではあるが、このパンならある程度は大丈夫というパンもありますので、紹介します。

最も太りやすいパン|ダイエット中は避けるべき

最も太りやすいのは、糖質も多いし、脂質が多いものです。そういうパンほど、旨みを感じてしまうので、困ったものですが、ご注意ください。

揚げパン

ダイエット中なら、本当にやめた方がいいです。糖質も脂質も非常に多いですし、中にカレーなど含んでおり、これもまた脂質が高いです。

単純に揚げたパンもありますが、表面には、砂糖がまぶしてあります。ダイエット的には、最悪のパンです。

クリームが入ったパン

カスタードが入ったクリームパンなどは、定番中の一つですが、これも脂質が多いパンです。生クリームを含んでいるパンも同じです。

乳製品を含んでいるパンもまた、ダイエット中は最悪かもしれません。

あんパン

あんこやジャムが入ったパンは、脂質はかなり低いです。ただ、圧倒的に糖質が増えますね。チョコレートを含んだパンも同様です。

パン自体の糖質に加えて、あんこやジャム、チョコの糖分でぐんと増えます。

ロールパン

見た目の印象からは意外ですが、やはりバターが多く使われていますので、食パンよりも意外に脂質は多いです。ついつい食べやすい感じがありますが、要注意です。

食パン

食パンは味のわりには、糖質が多いのかと思われるかもしれませんが、問題なのは、製造段階で砂糖を入れることと、炭水化物は精製されたものほどGI値が高く、血糖値が上がりやすい性質があります。食パンもまさにその通りです。

ダイエット中でも食べて良い太りにくいパン

当然ながら、ここで紹介するパンであれば、いくらでも食べて良いというわけではありません。

全種のパンの種類と比べると、太りにくいということです。ですので、たくさん食べると、結果は、太りますので、ご注意ください。

低糖質・ローカーボパン

最近見かけるようになった種類です。糖質が低めであり、その分、血糖値が上がりにくいということです。

米はダメ、どうしてもパン食がやめられないという方にお勧めです。

フランスパン

フランスパンは、砂糖や乳製品を含んでいません。

また、好きな人はおわかりだと思いますが、かなり硬くできているパンです。かなりしっかり噛んで食べる必要があります。

噛む回数も増えますので、満腹中枢を刺激しやすくなります。

食べ過ぎを予防してくれますね。

ベーグル

ベーグルは製造方法が少し変わっています。

焼く前に一度茹でるのです。カロリーも控えめであり、乳製品が使われていないので、当然脂質も少ないです。

味は好き好きかもしれませんが、食べ応えがあるのが特徴です。

全粒粉パン

全粒粉は、精製をしていない小麦を使います。その結果、GI値が低く、血糖値が上がりにくくなっています。

米で言えば、玄米のような原料です。小麦の外側が削られていないため、ビタミンやミネラルをたくさん含んでいて、健康的です。

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