ダイエットに向いてるおつまみと向いてないおつまみ

酒 おつまみ

ダイエット中でもお酒を飲みたいと思うのは自然なことです。ただし、気をつけるべきは、実はお酒自体ではなく、おつまみに隠れた太る原因なのです。

ビールや日本酒の糖質が太る原因だと思われていますが、本当の問題はおつまみの選び方にあります。このページでは、ダイエット向きのおつまみと避けるべきおつまみを詳しく紹介しています。スルメはタンパク質と低糖質で最適、チーズは低糖質で高タンパク、サラダチキンはほぼ完璧な栄養バランス、ナッツは不飽和脂肪酸で代謝促進、昆布は低カロリーで満腹中枢刺激など、市販で買える具体的なおつまみが満載です。

ダイエットを続けながらお酒を楽しむための正しいおつまみ選びが、ぜひこのページでわかります。

ダイエットとおつまみ以外のダイエットとおやつに関する情報もチェックされている方は「ダイエットとおやつのまとめ」もあわせてご覧ください。

目次

ダイエットに向いてるおつまみと向いてないおつまみ

酒 おつまみ (1)

実は、確かにお酒に含まれるカロリーは、エンプティカロリーといい、体に蓄えることができないと言われています。

一つ予備知識を紹介します。お酒のカロリーについては、確かにそうなのですが、もう一つお酒自体の問題があります。それは糖質です。

特に、ビールと日本酒には、かなり糖質が含まれているのです。ワインにも、そこそこ含まれています。糖質をほとんど含まないお酒は蒸留酒だけです。

ワインのダイエット効果』について、より詳しく解説した記事も参考になります。

蒸留酒というと、ウイスキー・ブランデー・焼酎・ウォッカ・ジン・ラム・テキーラ・泡盛、です。ただし、当分が入っているジュースなどで割ってしまうと、糖質ゼロではなくなります。

ウイスキーや焼酎を飲んでるのに、肥満傾向にあるという方は、当記事の本題である「おつまみ」に太る原因がある可能性が高いです。(もちろん、他の食事もダイエット対策をしていると仮定して)

ダイエット中のお酒のおつまみに向いてるものと向いてないもの

お酒を飲む場面は、人によって違いがあります。

晩酌といって、晩御飯の時に、酒も一緒に飲む場合は、おつまみといってもご飯のおかずということになります。

また、晩御飯と酒は別という方もいます。晩御飯を済ませた後で、酒を飲み始めるという人の場合です。この場合は、おかずの残りであったり、酒のつまみとして用意したおつまみということになります。

ダイエット中の晩御飯」について、より詳しく解説した記事も参考になります。

ダイエット中のおつまみに向いているもの

ダイエット中のお酒のおつまみを考える場合、ダイエットに向いているものと向いていないものは、ほぼ反対の関係にあります。

例えば、味付けの濃いめのおつまみは、調味料と塩分と脂質が気になります。塩分も気になりますが、実はダイエットで考えると、味付けが濃いということは、調味料と脂質が多い可能性があります。調味料には実はかなり多い糖質が含まれていることは知られていません。

糖質が多い調味料といえば砂糖や蜂蜜になりますが、それ以外にも、胡椒やみりん、白味噌やウスターソースは、かなり高いです。胡椒に至っては、100gあたり66g以上含んでいます。白味噌でも30gを超えているのです。以上のことから、味付けは薄めの方がダイエットに向いているということになります。

ダイエット中のお酒のおつまみに向いている条件

・味付けは薄めのもの
・食物繊維が多い野菜(腸内環境を整える)
・GI値が低い穀類(そば、スパゲティ、麦)
・酢が入っているもの(血糖値の上昇を防ぐ)
・代謝を上げるもの(トマト・玉ねぎ・唐辛子・ニンニク・黒酢・納豆・生姜、など)
・ナッツ類(脂質は多いが不飽和脂肪酸なので、体に残りにくい)
・肉なら鶏肉か豚肉(低脂質で)
・揚げ物や炒め物よりは、蒸したり茹でたもの

ダイエットに向いていないおつまみの条件

・味付けが濃いもの。コッテリした味
・GI値が高い食べ物全般(糖質量が多くなくても食後に血糖値が上昇しやすいから。パン・米・そうめん・果物のジャム・果物缶詰・じゃがいも・カボチャ・里芋・長芋・にんじん・練乳など)
・糖質が高くてGI値が高いもの(全粒粉以外のパン全般、飴、チョコレート、大福、ドーナツ、ポテチ)
・肉の脂が多い部位(バラ肉・サーロイン)
・揚げ物・炒め物

ダイエットのおつまみ|市販で買える

ダイエット中のおつまみで、市販で購入可能なものを紹介いたします。

基本的には、低カロリーで、低糖質、低脂質が理想的です。

おつまみにスルメはダイエットに最適

味付けなしのスルメ(あたりめ)をおすすめします。味付けの方が食べやすいとは思いますが、さきいかなどは、意外なほどに糖質を含んでいます。スルメだと100gあたりで糖質は1gもありませんが、先以下になると、糖質は100gあたりで17.3gも含んでいます。

また、スルメの硬さは、よく噛むことにもなります。ダイエットにとって、よく噛むことはとてもプラスです(脳の満腹中枢を刺激して食べ過ぎ防止になります)

他にタンパク質やタウリンを含んでいることもプラスです。タウリンは、アミノ酸の1種で、中性脂肪やコレステロールを減少させます。

ダイエット中のおつまみにチーズ

チーズは、低糖質(ほぼなし)で、高タンパクで、ビタミンミネラルが豊富なおつまみです。

高タンパク質で高脂質な食品です。脂質は、飽和脂肪酸で体に残りやすい脂肪酸ですが、実際には、血液中の総コレステロールが下がったという論文発表がなされています。

サラダチキンのおつまみはダイエット向き

今やサラダチキンはスーパーやコンビでは、置いていないほどの人気商品です。

ダイエットでは、1色置き換えに使う人も多いようですが、今回はおつまみに向いてるかどうかです。

サラチキンの栄養素を今一度確認すると、メーカー各社でかなり大きな違いがあることがわかりました。当記事では、夜ご飯の後のお酒時間のおつまみが前提です。

各メーカーの平均的数値としては、カロリーが100g中に100g前後です。タンパク質は20g前後で、脂質は約2g、気になる糖質も1g以下というダイエット食品として、優等生のような成分です。電子レンジで温めて食べると、脂質も増えず、ダイエット向きのおつまみになります。

ダイエット おつまみ ナッツ

ナッツ類は、ダイエットを意識せずともに、お酒のおつまみのイメージが強い食べ物です。ナッツの種類によって、成分の構成は変わりますが、多くのナッツが主成分は脂質で、ビタミンが豊富な食べ物です。脂質は、不飽和脂肪酸化でできており、動脈硬化を防いだり、中性脂肪を下げてくれる効果があります。

アーモンドに含まれるビタミンB2は、脂肪燃焼のサポートもしてくれます。ただし、カロリーが高いです。食べすぎてしまうと、せっかくのダイエット効果が帳消しになってしまいます。

おつまみ昆布はダイエットに最適かも

昆布は、脂質がほとんどなく、炭水化物とタンパク質で構成されています。カロリーも100gあたり約205lcal、炭水化物とタンパク質は、約16gと約15gです。

低カロリーなおつまみですが、昆布がダイエットに良いのは、その硬さです。何度も噛むことになりますので、満腹中枢への刺激は十分です。

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