「3ヶ月ダイエットで10kg痩せる」
もちろん、現在の体重が50kgしかない方には無謀です。
男性女性に関係なく、現在の体重が66kg以上ある人なら、現実的だし、停滞期にもならないで行けそうです。
3ヶ月ダイエットで10Kg痩せる場合に、1番のリスクは、停滞期です。停滞期に入ってしまうと3ヶ月で10kgは無理という状態になってしまいます。
3ヶ月ダイエットで10kg痩せると見た目が激変!
3ヶ月ダイエットで10kg痩せると、当然ながら女性だけではなく男性も見た目が変わります。66kgの女性が56kgになれば、ほぼ女性の平均体重です。
当然、以前着られていた服が、3ヶ月後には着られるようになるのです。
でも、「どうやって?」ですよね。
その方法とは、食事と運動を複合的に、両方実行することで実現するのです。
3ヶ月ダイエットのビフォーアフターが痩せる理由
テレビ番組で、3ヶ月ダイエットのビフォーアフターの様子が取り上げられることがあります。
番組的に視聴率を稼ぐために、極端に体重が多い方の事例を紹介しています。もちろん、個人差はありますが、成功度合いが高い方には、一定の共通点があることにお気づきではないでしょうか。
それは、理由をつけて中断したり、泣き言を言って、やめたりしないことです。番組上、途中で辞められては困りますから、毎日フォローをしているので、参加者は辞められないのです。
トレーナーがついてる場合や、番組ディレクターが毎日の状況の聞き取りをするなど、細かな要素に違いはありますし、3ヶ月であるかどうかは別としても、ダイエットをやらざるを得ない状況にあるということです。
ジムに通って3ヶ月ダイエットのためにパーソナルトレーナーをつけても見た目は変わる
スポーツジムに通った経験はあるでしょうか。
今は、かなり低価格でスポーツジムが利用できるようになっています。ジムのメニューの中に、パーソナルトレーナーをつけてもらえる用意がされているジムがあります。
料金は、ジムによって異なりますが、自分一人でやるよりもかなり高い金額になります。ただ、ダイエットが成功する可能性が高くなります。
パーソナルトレーナーは、特別のことをしてくれるわけではありませんが、「3ヶ月ダイエットで10kg痩せたい」と言えば、トレーニングだけではなく、食事についてのアドバイスもしてくれます。
しかし、それでも内容が特別ではないのです。経験者として感じた違いは、ダイエットの状況を共有してくれて、自分だけだと理由をつけて先延ばしするようなトレーニングでも、実行するように指導してくれます。
3ヶ月ダイエットは自分との戦いかもしれない
自分一人のダイエットだと、ダイエットをやるんだ、3ヶ月10kg痩せると決めたはずの自分に対しても、言い訳をして、先延ばししようとします。ダイエットは3ヶ月に限らず戦いかもしれません。
変な言い方に聞こえるかもしれませんが、昨日までの自分は、現在の体重を維持するために、よく食べて、スイーツも食べて、運動も滅多にしてこなかったのです。そういう食事と運動の習慣が、自分の体を作ったのです。言葉は厳しいですが、太るために食べていたとも言えます。その習慣を辞めない限り、肥満は続きます。
3ヶ月ダイエットで、10kg痩せた自分になるためには、前述のテレビのディレクターもいないし、ジムのパーソナルトレーナーもいない環境で、今の自分の習慣を、10kg痩せてる自分の習慣に変える、自分との戦いをするということです。
習慣を変えるというのは、実はかなり大変なことです。それは潜在意識に刷り込まれているからです。潜在意識は、過去の習慣と失敗体験と成功体験、そして現状を変えることはリスクがあるという意識で成り立っています。
習慣を変えるには、66日かかるとされているのも、なるほどということになります。一時、21日で習慣が変わるという説がありましたが、あれは心理学者の思い込みで、根拠のないものだったようです。66日は、研究結果に基づいた日数であります。
また、「意識を変える」などと言いますが、66日かけて習慣を新しくしないと、ダイエットが成功しないということです。
3ヶ月ダイエットで痩せる
3ヶ月ダイエットで大事なのは、過去の習慣を変えるということです。
自分一人で戦うのが大変なら、スポーツジムのパーソナルトレーナーに、3ヶ月ダイエットで10kg痩せたいと伝え、身を任せて従うことです。
ただ、トレーナーがついてもダイエットの内容は、個人で行うことと大きな違いはありません。
基本は食事と運動です。
今の体を作っているこれまでの習慣になっている、食事と運動を捨て去り、新しくするだけです。
3ヶ月ダイエットの基本は食事と運動
ダイエットを失敗する、よくあるパターンは、「あれはやってるが、これはやってない」「やってはいるが、そこまではやって無い」。
失敗する人は、共通して、このように言います。それを言わずに済むように、過去の習慣癖に負けないように、実行するだけです。
食事は食事制限よりも全体量を抑える
糖質制限を徹底(1日糖質上限70g)してやれば、短い期間でも、体重は落ちやすくなります。しかし、我慢する分ストレスが溜まり、反動で食べすぎたり、食事は制限しているが、間食は普通にするなどの状態になりかねません。
糖質は一般的に食べ過ぎ傾向はありますので、ご飯の量を3分2にする、1食は主食を食べない、白米を雑穀米にする、などにすると良いです。
一番は、全体量を控えることです。特に糖質と脂質です。タンパク質は、もともと食べられていない栄養素なので、少し増やすことです。理想的には、肉と豆類です。
運動は筋トレとウォーキングの両方やりましょう
運動は、2日に1度、筋トレをしましょう。現代は筋トレのアプリが動画でコーチしてくれます。もちろん、無料アプリです。
そして、毎日有酸素運動のウォーキング(早足)か軽いジョギングを始めてください。習慣になるまでは、30分の理想時間まで至らなくもよしとすることです。最初のうちは、時間の長さよりも、毎日続けることです。
最近まで運動をやってましたという人以外は、緩めの負荷で良いです。30分やると息が弾む感じです。極端にゆるすぎてもいけませんが、息が切れて、回復に時間がかかるというのは、もはや有酸素運動とは言いにくい状態です。
ですので、体が慣れてくると、10分ではなく20分になり、もっと慣れると30分ウォーキングをしても息が弾む程度になるはずです。
筋トレは、糖質を燃料として燃焼します。短時間で強めの負荷をかける運動をしましょう。スクワットなどです。筋トレが必要な理由は、筋肉量を維持以上にして、基礎代謝を落とさないことが目的です。食事が減ったことで、体に入る糖質量が減少し、筋肉量が減少することを防止します。
有酸素運動は、弱めの負荷を長時間続けることで、脂肪を燃焼させます。散歩程度の運動では脂肪燃焼しませんし、息が切れて苦しいくらいだと、無酸素運動になってしまいます。
ダイエットを3ヶ月したのに体重減らない場合
3ヶ月ダイエットを続けてきたのに体重が減らない場合があります。考えられる理由はいくつかあります。
停滞期になってしまい体重が減らない
初めて最初の1ヶ月で体重が減少しすぎていませんか?食事を糖質制限にして数日経つと、体重が簡単に落ちてしまう人がいます。「これはいいかも」と思って、さらに糖質制限を強めていないでしょうか。初月で5%以上体重が減って2ヶ月目から体重が落ちなくなるというパターンです。
筋肉が減ったことで基礎代謝が落ちてることが原因なので、筋トレをして筋肉量を増やすのが一番です。ただ、この時に体重は増えますが、続けることです。そして有酸素運動で脂肪燃焼を進めてください。
始めてから体重が減らない
始めてから全然体重減らないという方にあるのは、今までに色々なダイエットをやってきているという人のパターンです。そしてやってきたダイエット方法は、食事系のことが多かったはずです。
そのたびに基礎代謝が落ちてしまっている可能性が強いです。基礎代謝をあげるには、筋トレが一番効果的です。体の筋肉の7割は下半身にありますので、下半身中心に筋トレするのが良いです。筋トレは、大きな負荷を短時間がポイントです。
間食がやめられず体重が減らない
食事は減らしたが、間食は別で、食べてしまう人がいます。間食は、ほとんどが、炭水化物と糖分と脂質でできています。
和菓子には脂質は少ないですが、洋菓子の代表であるショートケーキには、たくさん含まれています。冗談として言われる「スイーツは別腹」は、ダイエットとしては結構問題です。
間食を食べてるつもりがなくても食べてるのが、酒のつまみです。酒のカロリーはすぐ消費されるから大丈夫とか、糖質が多い酒はまずいが糖質が少なければ大丈夫、と筆者も信じていた口ですが、これらは間違った情報でした。
アルコールは、それだけで肝臓で代謝される時に、中性脂肪になります。そして、アルコールと一緒に食べた糖質と脂質は、アルコールの代謝が優先され、後回しにされた糖質と脂質は、ほぼ脂肪になるのです。ですから、晩酌をしながら、夜ご飯を食べるというのは、肥満へ直行するパターンなのです。
対策は、酒をやめるか、コップ2杯程度にすることしかありません。
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