ヨーグルトを毎日500g食べて1ヶ月で5kg痩せました、なんていう口コミがあるくらいに、ヨーグルトを食べるダイエットは、始める人が増えている。
実際、コンビニやスーパーでの品揃えを見れば、かなり売れている事は、明白です。そこで気になるのは、各社のヨーグルトで、ダイエットをするなら、どのヨーグルトを選べば良いのかです。
ヨーグルトダイエットのおすすめ|選び方の基本
乳酸菌が体に良いことも、ヨーグルトを食べるのは、健康的にも良い事はわかってきました。しかし、実際にスーパーやコンビニのヨーグルトのコーナーへ行くと、どれがダイエット効果がより期待できるのかがわかりにくい状況にあります。
当記事では、ダイエットにヨーグルトを食べるのに、どんなヨーグルトを選んだら効果的なのか、目安となる情報を紹介します。
痩せるヨーグルトにおすすめの要素
ダイエットを目的にヨーグルトを食べる人は、痩せるヨーグルトに必要な要素について、確認しておきましょう。
痩せるヨーグルトには乳酸菌
ヨーグルトは、発酵乳です。ですので、乳酸菌がたくさん含まれており、腸まで届いて善玉菌を増やしてくれます。仮に死滅した乳酸菌でも、善玉菌の餌となります。
腸内環境が良くなる事で、便秘が改善する事はよく知られています。便秘の状態は、腸内に悪玉菌が多い状態にあり、栄養が吸収されにくかったり、新陳代謝も低下していますので、脂肪を溜め込みやすい状態です。
乳酸菌を食べる事で、便秘の状態が改善されていきます。
痩せるヨーグルトにはタンパク質
タンパク質は体を構成する各部位を作る基となる栄養素です。ダイエット中には、糖質を抑えた食事をすることから、体を動かすエネルギー源である糖質がなくなると筋肉と脂肪を分解してエネルギー源とします。
しかし、筋肉まで分解されると筋肉量が減少し、基礎代謝が落ちてしまいます。そうなっては困りますので、筋肉量を維持または増やしていく必要があります。そのためには、筋肉の運動とタンパク質が必須なのです。
痩せるヨーグルトにはビタミン
ヨーグルトに含まれるビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2は、ダイエットにとって大事な要素です。
直接関係が深いのは、ビタミンB1です。糖質を代謝するサポートをしてくれています。体内に入ってきた糖質を効率よく体を動かすエネルギーに代謝できないと脂肪になってしまいます。
またビタミンB2は、脂質の代謝をするのに欠かせないビタミンです。
ビタミンAは、ダイエットに直接関係するわけではありませんが、皮膚を健康に保ってくれる働きがあります。美肌のことを考えますと、やはり重要な要素です。
痩せるヨーグルトには糖分はできるだけ不要
プレーンなヨーグルトの味が苦手、という人もいます。そう言う方は加糖タイプを選んでしまいますが、痩せることを考えますと、できるだけ無糖の方がいいですね。
自分で味をつけるときの注意は、砂糖はNGとすることです。オリゴ糖が入った蜂蜜を利用している方がいらっしゃいますが、ダイエットは順調のようです。
オリゴ糖は、人間の消化酵素では消化されにくく、大腸まで届いて善玉菌の餌になると言います。少しでも甘みを感じる方が食べやすいという方、オリゴ糖を検討してみると良いです。
ダイエットにぴったりのヨーグルト|おすすめの選び方
ヨーグルトを選ぶ際には、自分のダイエットの目的に合わせた選び方をするようにおすすめします。ヨーグルト食べてるのに、効果がないという人は、合わないヨーグルトを選んでいるのかもしれません。
内臓脂肪を減らす目的で選ぶなら
内臓脂肪を減らすのを助ける、という表現が認められているのががセリ菌SP株です。
雪印メグミルクの資料によれば、科学的に実証されたとして、ガセリ菌SP株を紹介しています。1日1個を12週間食べ続けた結果、内臓脂肪が減少しているというデータです。
中年期以降の肥満の多くの方に、国が認めた朗報としてお伝えしたい。個人差はあると思いますが、ぜひ試したいです。
便秘を改善するとダイエットにも好影響
便秘が改善されると腸内環境が改善されたということで、ダイエットしやすくなります。つまり便秘をしている状態では、ダイエットしても痩せない可能性があるのです。
腸内で栄養吸収できにくいことや、新陳代謝の低下によって、脂質や老廃物が体内に溜まってしまう状態だからです。
乳酸菌は、生きたままでも死んでしまっていても、腸内に届くと善玉菌が増えたり、餌になることで、作用してくれます。
全てのヨーグルトには、乳酸菌が含まれているので、食べ続けると、便秘が改善されていきます。
ギリシャヨーグルトならタンパク質が3倍
ギリシャヨーグルトは、製造の最後に、水切りをしてホエイ(乳清)も取り除いてしまいます。クリームチーズのような食感になり、タンパク質が3倍ほどの割合になります。
タンパク質はダイエット中にはぜひ食べておきたい栄養素なので、ギリシャヨーグルトなら、タンパク質の食品を追加しなくても、いいかもしれません。
カスピ海ヨーグルトで血糖値が抑えられダイエットに
ギリシャヨーグルトとは真逆のように、粘り気があるのがカスピ海ヨーグルトの特徴です。クレモリス菌FC株という乳酸菌によって作られた粘性多糖体(EPS)が粘り気の正体です。
このEPSが食物繊維のような働きをしてくれます。糖質の吸収抑制です。ですので、食後血糖値の上昇を抑えてくれるのです。牛乳にも元々血糖値を抑える効果はありますが、EPSの方が血糖値上昇のピークを遥かに低く抑えてくれます。
食後血糖値が上昇が高くないという事は、インスリンの分泌によって、糖質が脂肪に変わることが減るという作用があります。
R1ヨーグルトが大人気の理由は
R1ヨーグルトが大人気になった理由は免疫力向上と言われています。R1乳酸菌が作り出すEPSが体の免疫力を上げてくれるNK細胞を活性化してくれるといいます。
EPSについては、カスピ海ヨーグルトのクレモリス菌FC株が作り出すEPSと同じものであり、R1ヨーグルトの販売戦略で免疫力向上に特化したことが人気を集めているようです。
ですので、人気のR1ヨーグルトが売り切れになっていたら、カスピ海ヨーグルトでも同じ効果が得られます。
飲むヨーグルトでダイエットならおすすめは
手軽に乳酸菌を摂取できるということで、飲むヨーグルトが人気になっています。
おすすめの選び方については、前項で触れていますが、一般的に飲むヨーグルトの場合、飲みやすさが優先されて、甘い味付けがされています。飲むヨーグルトと食べるヨーグルトでは、企業側の販売戦略上、また販売店側も、購入ユーザーが違うと考えているのだと思います。
結果、飲むヨーグルト無糖は、商品自体は存在しますが、販売しているお店は多くはありません。
ただ、ダイエット目的でヨーグルトを摂取しようと考える場合、やはり糖分はできるだけ避けたいですね。ですので、飲むヨーグルトで、ダイエット中に飲むならおすすめは、無糖か糖分が少ない製品を選ぶことです。
ただし、コンビニやスーパーでは、なかなかお目にかかれない可能性が高いです。ネットから「プレーン」「カロリーオフ」「低糖」「飲むヨーグルト」などのワードを手がかりに、購入するしかないかもしれません。(牧場の直販など)
ダイエットにおすすめのヨーグルト|自分との相性
良いことがたくさんある乳酸菌ですが、実はたくさんの種類がある乳酸菌ですが、人間の腸内の細菌との相性があるのです。
人間の腸内細菌の種類は、1000種類もあり、善玉菌・悪玉菌・どちらにも属さない菌の3つのグループがあります。ちなみに一番数が多いのがどちらにも属さない菌で、次が善玉菌です。
自分の腸内細菌と合うヨーグルトの乳酸菌を見つける方法は、現在のところ、実際に試してみる方法しかありません。2週間以上毎日同じヨーグルトを食べて、自分の体の調子を観察するのです。
お腹の調子がいいとか、便通が良くなった、下痢しなくなったなどの状態になったものが相性がいいヨーグルトということです。時間がかかる原始的な方法ですが、現在のところ、この方法しかないのです。
自分と相性の良い乳酸菌を見つけて、ダイエットを成功させましょう。
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