「美味しいものをたくさん食べてダイエットしたい」こんな願望を持っている方はたくさんいらっしゃるでしょう。
そんな方にぜひ紹介したいのが、納豆です。納豆には消費カロリーを増やしたり満腹感を得やすくしたりする作用があります。ダイエットといえば食事制限が有名ですが、納豆なら食べながらダイエットができるのです。
ただし、ダイエット効果には個人差があることを理解しておく必要があります。納豆ダイエットは、過去にテレビで取り上げられ、やらせ・ねつ造と批判されたことがあります。
研究者のコメントや使用されたデータが架空のものだったというものです。テレビ局は、例によって、分かりやすさを追求するあまり、メリハリをつける為に行ったのかも知れません。
しかし、同じ環境に暮らしていても病気や健康は人それぞれです。日々の食生活や運動については、体格や年齢も含めて、個人差があります。
ただし、納豆ダイエットは、数あるダイエットの中でも、偏った食事制限をする事無くダイエット効果が期待できるものです。
納豆のダイエット効果がスゴい!
納豆は、健康によい食材であることは知られていますが、ダイエットにも高い効果が期待できます。
その理由は2つありますので、それぞれ詳しく解説していきます。
消費カロリーを高める
納豆で注目すべき効果の1つ目は、消費カロリーを高めることです。
納豆はスーパーフードといわれるほど、さまざまな栄養を含んでいます。その中でもビタミンB1やB2、ナットウキナーゼが、ダイエットでは注目成分です。
ビタミンB1は、糖質の代謝をサポートする作用があります。
糖質はエネルギーとして消費されますが、消費されずに残ると脂肪の原因になります。ビタミンB1を豊富に含む納豆を食べることで、糖質が身体に残りにくくなるのです。
ちなみに、糖質をエネルギーに変えるためには亜鉛が必要になります。納豆には亜鉛も豊富に含まれているので、特別なものを食べなくても納豆だけで完結です。
また、ビタミンB2は脂質の代謝をよくして、脂肪を分解してくれる作用があります。これだけでも納豆ダイエットの効果に魅力を感じませんか。つまり、納豆を食べることで太りにくい体質になれるのです。
ダイエットでは消費カロリーを高めるために、運動を積極的にすることが必要です。納豆を食べることでその効果を高められるのです。
さらに、ナットウキナーゼも魅力的。血行をよくして代謝をアップさせる作用があるのです。血流がよくなると全身の細胞が活性化して、エネルギー消費が増えるので、ダイエットを強力にサポートしてくれるのです。
摂取カロリーを抑える
納豆ダイエットの驚くべき効果の2つ目は、摂取カロリーを抑えられる点です。
納豆には、満腹を感じさせやすくする食物繊維が豊富に含まれています。一般的に、ダイエットでは、食べ過ぎて摂取カロリーを増やさないように、注意しなければなりません。しかし、納豆を食べることで満腹感を得やすくなるので、食べ過ぎのリスクを下げられるのです。
納豆ダイエットの食べ方|いつ食べる?
納豆のダイエット効果を最大限高めたいのであれば、夕食の「前」に食べるのが効果的です。
夕食は1日のうちで、最も贅沢にしがちですので、このタイミングで食べるのがいいでしょう。
納豆には食物繊維が豊富に含まれていると解説しましたが、食物繊維は胃に入ると水分を吸収して膨張する性質があります。なので、食前に納豆を食べてお腹をある程度膨らませておくと、食べ過ぎを抑えやすくなるのです。ご飯と一緒に食べたいところですが、夕食の20~30分前に納豆を食べるようにしましょう。
ちなみに、納豆はいくらダイエット効果が高いからといっても食べ過ぎては逆効果です。そのため、毎日1パックに決めて食べるようにしてください。これだけでも十分にダイエット効果を高められます。
納豆を美味しい食べ方でダイエットする
納豆ほど、ダイエット効果を期待して、他の食材と合わせて食べる食材はないかも知れません。
やはり、健康やダイエットに有効な成分が含まれているスーパーフードと言われる反面、人によっては、臭い食べ物として知られているためでしょう。
食べ合わせる食材を紹介して参ります。
ただし、食べ方によっては、せっかくの栄養を損なうケースもあります。
納豆ごはんダイエット
最もポピュラーな食べ方です。納豆に、醤油や薬味を入れて良くかき混ぜて、ごはんの上にのせて食べます。糖質の代謝をサポートしてくれます。イソフラボンが女性ホルモンのバランスを整え、抗酸化作用が期待できます。ただし、冷蔵庫から出したら、なるべく早めに食べる方が良いです。常温でも再発酵がすすんでしまい、匂いが強くなります。
納豆キムチダイエットは夜の方があってる
キムチのカプサイシンに脂肪燃焼効果が期待できることに加えて、キムチの乳酸菌と、納豆の納豆菌の相乗効果も期待できます。キムチの乳酸菌が納豆菌をエサとして、腸内で増えるのです。夜食べた方が良い理由は、納豆に含まれているアルギニンが、人が寝ている間の成長ホルモンの分泌を促進するからです。
納豆は1日2パックがダイエットの適量|3ぱっくはたv3ぱっくはたv
どんな食材にも、適量があります。
納豆の場合は、1日に2パックが適量といわれます。食べ過ぎると、痛風や下痢・疲労感につながります。。納豆には痛風の原因となるプリン体が含まれています。また、セレンの過剰摂取は、下痢や疲労感をにつながりやすくなります。
酢を納豆に加えるだけのダイエットの効果
酢納豆も単純に加えるだけの食べ方です。
酢に含まれているクエン酸が納豆のビタミンB群の吸収をサポートします。一手間かけて、酢を納豆に加えるだけです。ビタミンB群は、糖質をエネルギーに転化し、脂肪の分解をサポートする効果があります。ただ、酢を加えると糸が壊れてしまいますので、よくまき混ぜて、食べる直前に酢を追加し、追加後は混ぜないで食べる方が良いです。
豆腐に納豆を混ぜて食べるダイエット| 更にキムチを加えてもOK
単純に豆腐に納豆を混ぜても良いですし、更に一品を加えてサラダ風にしたり等のベースと考えて良い組み合わせです。
豆腐もヘルシーフードの代表です。原料も同じですし。納豆には納豆菌がいるのが特徴です。組み合わせを楽しんでみて下さい。卵を加えてごはんにしたり、お好み焼き風に焼く、更にキムチをくわえるなど、料理のベースとなるものです。
味噌汁に1パックの納豆を加えるダイエット食
味噌汁に納豆を1パック投入するというとても簡単なダイエット食です。納豆汁という名前でも有名です。ただし、ナットウキナーゼは熱に弱いです。ですので、細かいひき割りの納豆を選んで、食べる直前に、味噌汁に入れるのが良いですし、あまり混ぜるとナットウキナーゼが分解してしまいます。
納豆パスタでダイエット|オリーブオイルとの相性がいい
納豆パスタといえば、青しそとツナの組み合わせでいただくのが、おすすめです。ゆでたパスタに、混ぜるだけですね。ツナ缶のオイルはうまく捨てて、オリーブオイルをかけて下さい。パスタは麺類の中で、GI値が低いので、食べ過ぎなければOKではないでしょうか。
納豆だけに頼らないことも大切
納豆を食べると消費カロリーが増えて摂取カロリーは抑えられるので、これでダイエットに成功できると思う方がいらっしゃいます。ですが、残念なことに納豆を食べるだけではダイエットは不十分。
あくまで、代謝がよくなったり、食べ過ぎをしにくくなったりするだけです。
毎日運動の習慣はありますか?間食は多くありませんか?まずは胸に手を当てて考えてみてください。
人間は、年齢とともに基礎代謝が低下していきます。基礎代謝のピークは、男女ともに10代の半ばです。それ以降は、意識的に身体を動かすことをしなければ、代謝は低下していくだけです。
それでいて、食事量がそれ程変わっていないのでしたら、使い切れなかった栄養素は、脂肪に変わり、体内にとどまることになります。
納豆はあくまでも、ダイエットのサポーターです。
栄養バランス(五大栄養素)を考えた、食事をして、適度な運動がなければ、脂肪は増えます。
まとめ
納豆がダイエットに効果的なことを、お分かりいただけたのではないでしょうか。ただし、あくまでもサポートとして、消費カロリーを増やしたり満腹中枢を刺激したり、ダイエットにありがたい作用がいくつもあります。
スーパーでお手軽に購入できるので、ダイエットしたい方はぜひ納豆を食べてください。
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