「またたくさん食べてしまった…」
こうして、ダイエットを失敗してしまった経験がある人は多いでしょう。
ダイエット中でも食欲を抑えられず、食べすぎを止めるのは難しいもの。
そんな食べすぎで挫折する人におすすめなのが、キャベツダイエット。
テレビでも紹介された人気のダイエット法です。
この記事を読んでいただければ、キャベツを食べることで、食欲ストレスに苦しむことなくダイエットができるようになりますよ。
ダイエットはキャベツ中心
キャベツを食べることで、高いダイエット効果が得られます。
その理由の一つは、キャベツには食物繊維が豊富に含まれているから。
食物繊維以外には、カロリーが100gあたりで23kcalという低カロリーで、脂質も0.2g、炭水化物5g、たんぱく質が1.3g、他にもビタミンとミネラルも豊富に含んでいます。
食物繊維と聞くと、「便秘が改善した」とデトックス効果をイメージする人もいるでしょう。
確かに、便秘の改善効果もありますが、ダイエット効果も同じくらい期待できるのです。
例えば、食物繊維は水に触れると膨張する作用があります。
そのため、胃に入ると満腹を感じやすくなるのです。まさに、食事の始まりに、食べておけば、食欲を抑えるのにうってつけですよね。
この膨張効果によって、食べる量が抑えられてダイエットがしやすくなります。
また、食物繊維には糖質や脂質の吸収を抑える作用もあるのです。
普通に食事をすれば、丸々摂取していた糖質や脂質がカットされるので、太るリスクが減りますよね。
さらに、糖質の吸収が緩やかになれば、血糖値の上昇も抑えられます。血糖値の上昇が抑えられれば、脂肪を蓄える作用があるインスリンの分泌が減ります。すると、脂肪が作られにくくなるのです。
もちろん、キャベツは低カロリーです。たくさん食べても太りません。
これだけの効果があれば、キャベツダイエットで痩せられそうですよね。
ダイエットでキャベツ中心に効果を高める食べ方
ダイエットのためのキャベツの食べ方は、「千切りしたキャベツを、食事の最初に食べること」です。
これによって満腹感が得られ、脂質や糖質の吸収を抑えられるので、ダイエットがしやすくなります。
食べる量は人にもよりますが、生キャベツを1/6~1/4玉分食べればOK。キャベツは案外歯ごたえがあるので、食べていれば自然と空腹感が収まってきます。食事のだいたい30分前に食べておけば、十分に効果が出ます。
また、生キャベツには、ビタミンCや酵素が含まれているのも魅力的です。さらにダイエットをサポートしてくれます。
キャベツを湯通しするとダイエット向き|やり方は
ちなみに、生キャベツはニオイやよく噛めないという人がいます。
そんな人には、湯通しキャベツがおすすめ。
やり方は、とても簡単です。
刻んだキャベツにサッとお湯を通すだけです。
ニオイが消え柔らかくなるので、誰でも食べやすくなります。
また、少し湯を通すだけなら、栄養価の損失もほとんどありません。
食物繊維はそのまま残るので、空腹感や血糖値はしっかりと抑えてくれます。中性脂肪顔老い人にも効果があります。「生キャベツが苦手」という人は、湯通しキャベツを食べてみてください。
生の刻んだキャベツには、サラダのイメージしかありませんが、刻んだキャベツにお湯を通しておいた湯通しして、他の食材を和えるだけで、料理の一品の脇役になります。
例えば、キムチを和えてみて下さい。
塩昆布を混ぜるだけでも、美味しいです。
他にも色々な食材とのマッチングが楽しめます。
ダイエット・キャベツ中心のおすすめレシピと効果
キャベツでダイエットするには、おいしいレシピを知っていなければなりません。
ここでは、おすすめのレシピを紹介していきます。
酢キャベツダイエットの効果
材料:キャベツ 1/4玉 酢 100ml
- キャベツを千切りにする
- 保存袋にキャベツと酢を入れる
- 1週間程度漬けこめば完成!
酢キャベツは、さっぱりとした味ですので、食前に食べるのにおすすめ。
また、酢にはクエン酸が含まれていて、疲労回復効果があります。
ダイエット中は栄養摂取が抑えられて、疲れが溜まりやすい状態です。
そのため、酢キャベツを食べると、健康維持にも効果を発揮しますよ。
超簡単な魚肉ソーセージとキャベツの炒め物
- 材料は、キャベツの他には、魚肉ソーセージです。分量はお好みですが、嫌いな人は少ないと思いますので、多めでもOKです。
- 味付けは、基本の塩コショウでも、めんつゆ+マヨネーズもOKです。
- 作り方は、キャベツ(ザクザクと粗く刻む)と魚肉ソーセージを刻んでおいて、フライパンで炒めるだけです。
- 魚肉ソーセージは、焼き目がついている方が美味しいので、先に炒めて焼き目をつけておきます。
- キャベツはすぐに火が通ります。キャベツがしんなりしすぎない方が良いのであれば、炒める時間をコントロールしてみて下さい。
- 最後に味付けをして完了です。
キャベツサラダ
材料:キャベツ 1/4玉 キュウリ 1本 塩 一つまみ ゴマ油 少々
作り方:
①キャベツとキュウリを千切りにする
②ボウルにキャベツとキュウリを入れて、塩とゴマ油をかける
③よくかき混ぜて完成!
サラダとしても食べられる1品。
どうしてもキャベツに飽きてきたときに、使える一品です。
ここの低カロリーのドレッシングをかけたり、レモン汁をかけたりすると、また違ったアクセントになっておいしく食べられますよ。
ただ、他の食材と合わせて、色々な味を楽しめる事を考えると、湯通しキャベツの方が、応用範囲は広いです。
キャベツダイエットで痩せない人はカン違いをしているかも
キャベツ中心に食べることは、医者もすすめる食事方法です。
食事の最初に、生の刻んだキャベツを食べておくと、結果的には食事の量も減っていきます。
生のキャベツだと、よく噛むことになり、噛む回数が増えることで、満腹中枢を刺激しやすくなるからです。
もちろん、食物繊維が多いことで、血糖値の上昇が抑えられて、脂肪も体外へ排出されやすくなります。
以上のように、良いことが沢山ありますが、キャベツが全ての栄養素を十分に含んでいるわけではありません。
痩せないのは栄養不足のせい
他の料理でタンパク質を含んだ食事を意識的に食べていれば問題はありません。
キャベツダイエットも、一つの食事制限の方法ですので、三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)や五大栄養素(三大栄養素に加えて、ビタミンとミネラル)を、一日に必要な分量をカバーする意識がないと、ダイエットはうまく進んでいきませんし、リバウンドもしやすくなります。
筋トレとタンパク質を食べることがベストですが、少なくともタンパク質の摂取は意識していないと、食べなくなってしまい、リバウンドの原因となる状態になってしまいます。
人間の身体は、体重減少が進みすぎる(1ヶ月あたり体重の5%以上)と、自動的に基礎代謝を減らすなどして、消費しないようになります。
基礎代謝の消費は、脳と内臓と筋肉が動くことで消費されています。
この状態が進むと、脳や筋肉に影響出てきます。ボンヤリしたり、筋肉量が減ってしまいます。
体重は減少したが、顔色悪く、イライラしたり、ボンヤリしたりの状態です。
この状態で、もしもダイエットを止めて、以前の食事に戻しますと、筋肉の量は少ないままですので、食べた物が身体の中で、エネルギーに変換されずに、残って、脂肪となります。
そうして、リバウンドしてしまうのです。
痩せないのはドレッシングのせいかも
生の刻んだキャベツを食べるときには、味付けに何を使うでしょう。
ノンオイルに注意しているでしょうか。マヨネーズももちろん脂質が入っています。
毎食、全てをノンオイルを意識することは難しいと思います。
また、ドレッシングは、ノンオイル以外も気になる要素があります。
それは糖質があるということです。
調味料には、糖質と脂質・塩分がかなり含まれています。そして、人間は、それらをうま味やコクや味わいとして感じるのです。
キャベツダイエットに限りませんが、食事制限の方法でダイエットを行う場合、調味料にも注意が必要です。
ですので、いつも生の刻んだキャベツではなく、湯通ししたり、料理の中に織り交ぜたり等の工夫が、必要になります。
痩せないのは置き換えダイエットのせいかも
数あるキャベツダイエットの中に、細かく刻んだキャベツを白米の代わりに食べる置き換えが、紹介されています。
置き換えダイエットが怖いのは、そのダイエットを止めると、元に戻るかリバウンドする事です。
キャベツダイエットも同じですね。
置き換えダイエットを行う人が多いのは、即効で効果が出やすいからだと思います。
しかし、急激な変化があったものは、元に戻るのも、あっという間です。
ですので、置き換えるという極端な方法ではなく、今までの食生活の中で、食べすぎていた物を抑えて、五大栄養素の中で、指標とされる一日に必要な栄養素(参照:厚生労働省・日本人の食事摂取基準2020)で、自分が食べてこなかった分を食べるという方向へ修正するのが、反動(リバウンドなど)が少ない方法です。
まとめ
ダイエットはキャベツを食べることで、やりやすくなります。
食物繊維が豊富なので、食前に食べることで、悩みの食べすぎを抑えやすくなるのです。
また、食前にサラダを食べることで、糖質や脂質の吸収もカットできます。
やり方は食前にキャベツを食べるだけなので、方法で悩んでいる人は、ぜひチャレンジしてみてください。
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