酵素ダイエットの効果はあり？なし？

酵素ダイエットに関心を持つと考えるのは、効果があるのかないのかではないでしょうか。

さまざまなネット情報からもそれが分かりにくいからです。もし効果がないとするなら、ネットでも薬局の健康食品コーナーでも見るように、これほどたくさんの種類と数の酵素が販売されるだろうかとも思われます。

そこで、当記事では、酵素の効果に注目し、検証したことについて、紹介いたします。

酵素ダイエットの効果はありか？なしか？

酵素ダイエットの効果が本当にあるかのか、と考えるときに、そもそも酵素とは何か？どういう具合にダイエットに関係するのかが、気になります。その上で、本当に効果があるのだろうかということです。

酵素とは、そもそも何か、といいますと、人間の体内で作られるタンパク質の1種であり、その種類の数は5000とも数万ともいわれます。1つの酵素は、特定の物質とだけ結合し、1つの化学反応をします。

大きく分けると体内で作られる酵素は、消化酵素と代謝酵素の2種類に分かれます。消化と代謝という化学反応をサポートしているのが酵素の働きです。

体に入った栄養を消化酵素が分解し、代謝酵素は分解された栄養素を、体を構成する部分（髪の毛や、骨など）や、エネルギーに変える働きをします。

ですので、人間の体には、酵素はなくてはならないものなのです。

人間の体の酵素（消化酵素と代謝酵素）は、年齢とともに減少しています。さらに日々のストレスや食生活の乱れ、アルコールやタバコでも、酵素の数は減ってしまいます。

その結果、酵素が減少している状況の中で、食事をして消化に酵素を使うことで、代謝がスムーズにできなくなるので、太りやすくなってしまっているのです。

酵素ダイエットで酵素を体内に取り入れることで、酵素の機能を高められる効果があります。すると、食事の消化に酵素が使われても、代謝にも回せるようになるので、エネルギー消費がスムーズになって痩せやすくなる効果が期待できるのです。

運動や食事制限などのように、直接的にカロリーをコントロールしないので、短期的な効果は出にくいです。ただ、酵素ダイエットをすることで、代謝をアップさせて、痩せやすい・太りにくい体質、つまりリバウンドリスクの少ない効果が期待できて、ダイエットができるです。

酵素ダイエットの効果目的は、加齢で減少する酵素を摂取することで、身体の酵素をしっかりと機能させて基礎代謝を上げ、痩せやすい身体を作ることです。

基礎代謝とは、運動やスポーツによって消費するエネルギーではなく、寝ている間の内臓の動きなども含めて、人が生きている間に何もしなくても消費されるエネルギーのことをいいます。

こう説明すると、基礎代謝のエネルギーはわずかなイメージがありますが、実際には人が1日に消費する全エネルギーの６〜7割前後にもなるものです。そして、年齢とともに減少していくものです。

つまり、酵素ダイエットでは、年齢とともに減少していく酵素を摂取し、基礎代謝をアップさせる効果を狙うことで、特に運動らしいことをしていないのに、食べても痩せていた若い頃のように、自然と痩せやすい身体になることを目指しています。

酵素ダイエットは、年齢ともに減少してきた基礎代謝をアップさせる効果で、徐々に痩せていき、太りにくい体質になろうとするものです。

太りにくい体質を手に入れるのが、酵素ダイエットの効果ですので、具体的な体重減少などの結果が現れるまでには、時間がかかるのが特徴です。

酵素ダイエットの効果がある理由は、不足しがちな酵素を補給することで、代謝量を低下させないからです。

酵素とは身体の中に存在している成分で、消化と代謝をサポートする役割と持っています。

体内にあるからといって、無限に存在しているわけではありません。

酵素ダイエットは、基礎代謝をアップさせて、痩せやすい身体を作っていく方法です。そのため、ダイエットだけでなく、健康や美容にも有効な方法です。

また、キツイ運動や食事制限も必要ありません。

行うことは、酵素をしっかりと摂取することです。ただし、即効性は期待できません。じっくりと取り組む必要があります。