ダイエットを始めると、多くの場合炭水化物を減らして糖質制限をします。
そして、タンパク質中心の食生活をするのですが、この時に食材選びに困ることが多いのです。
特にコンビニでは、いかに炭水化物を多く含んだ食品が多いのかに、改めて気付かされます。筆者などは、だから炭水化物を食べすぎていたのか、と変に感心したことがあります。
ダイエットのためにタンパク質食材を覚えておくと便利
ダイエット中のお昼ご飯を買いに、コンビニに行った人は、似たような経験をしたことがあると思います。
炭水化物をなるべく減らしたいと思って、コンビニにいくと、何を食べたらいいのか本当に困ってしまいます。
ですので、高タンパク質で低糖質な食品を覚えておくと便利なのです。もちろん、スーパーでの買い物にも応用できるはずです。
ダイエット中にタンパク質食品をコンビニで買う
タンパク質といえば、肉と魚と牛乳や卵に多く含まれている栄養素、という知識はある程度一般的だと思います。
また、一般的に主食として食べられる米やパンや麺類には炭水化物が多く含まれています。
ただし、食品それぞれには、栄養素は複合的に含まれていて、炭水化物がゼロという食品の選び方をすると、ほとんど選べなくなってしまいますので、糖質が少ない(g数が明示されていて把握できるもの)食品を選ぶことにするのがおすすめです。
実際、糖質ゼロという表示も、法律上、100gあたり0.5g以下であれば、表示可能です。
次に、タンパク質には種類があることも覚えておきましょう。
タンパク質の種類
実はタンパク質といいましても、種類があり、特徴もあります。大き分けると、動物性タンパク質と植物性タンパク質です。
動物性たんぱく質は、肉・魚・乳製品・卵から摂取できるタンパク質で、必須アミノ酸を含んでいることが特徴です。必須アミノ酸は、体内で自力でつくることができないからです。筋肉を合成してくれて、免疫力を回復する効果があります。
植物性タンパク質は、文字通り、植物に含まれています。大豆に含まれるタンパク質と小麦に含まれるタンパク質があり、脂質をほとんど含んでいないのが特徴です。ダイエットのためには、こちらだ、と思ってしまいがちですが、実は植物性タンパク質だけでは必須アミノ酸を全部賄うことができません。つまり植物性タンパク質だけでは健康維持に不足ということです。
結論としては、動物性タンパク質と植物性たんぱく質は両方必要ということなのです。動物性タンパク質だけ食べていると、肥満になる可能性がありますし、植物性たんぱく質だけ食べていると、筋肉量が減り、これも太る原因になります。また、血を作る作用があるビタミンが植物性タンパク質に含まれていないので、貧血になる可能性もあります。
ダイエット中にコンビニで買うタンパク質食品
コンビニでタンパク質を買う時に、気をつけたいことは、動物性タンパク質と植物性タンパク質が両方あるとベストということです。
ただし、一つの食品で全てをカバーはできませんので、いろいろな食品を選ぶということになります。
サラダチキン
あまり説明の必要がないほどに知られた食品です。コンビニでもスーパーでも販売されています。低糖質で低脂質な動物性タンパク質です。
プロテインドリンク・プロテインバー
商品名にそのままプロテインが表示されている食品です。ドリンクでもバーでもタンパク質15gほどを摂取できます。持って歩けて、どこでも摂取できるのが魅力です。
ブロッコリー(冷凍ブロッコリー)
意外に思えますが、ブロッコリーには100gあたりに3.5g(茹でた場合)のタンパク質が含まれています。筋トレする方には人気の野菜です。
サラダフィッシュまたシーチキン
サラダチキンが魚に変わったパターンです。最近見かけることが増えました。ただし、サラダチキンがほとんど脂質を含んでいないことに対し、サラダフィッシュには脂質が含まれています。ただ、不飽和脂肪酸が多いので、むしろ中性脂肪を下げる効果があります
ゆで卵
こちらも手軽に持ち運びができるたんぱく質です。低糖質ですが、脂質は黄身にそれなりに含んでいます。(100gに5.8g含んでいます。)ですので、気軽に食べてると予定外の誤算になる可能性があります。
チーズ
コンビニでもスーパーでも気軽に購入できるタンパク質の定番です。チーズのような乳製品は、好き好きがあるかもしれません。ただ、完全食品と言われるくらいにいろいろな栄養素を含んでいます。ダイエットとしては、たくさん食べると、脂質はそれほど低くはないので、注意が必要です。
無調製豆乳
豆乳のタンパク質は、植物性たんぱく質です。消化には時間がかかりますので腹持ちの良いダイエット食品ともいえます。豆腐・納豆などの大豆製品も同じです。
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