ダイエットを成功させるポイントは、ズバリ摂取カロリーをいかに減らすかです。そこで注目されているのが、「夕食抜きダイエットで1日2食にする方法」です。
一日を2食にする方法では、朝食を抜く、あるいは昼食を抜くという方法があります。しかし、朝食・昼食を抜くダイエットと比べても、夕食抜きダイエットの方が効果を期待できます。
では、深掘りし、紹介してまいります。
夕食抜きダイエットは効果が大きい
夕食抜きダイエットに大きい効果が期待できる理由があります。
その理由は、2つです。
夕食抜きダイエットは3食の中でも最も摂取カロリーを減らせる
一日3食の中で、夕食で食べる摂取カロリーが最も多いのが、夕食です。
それぞれの家庭や、仕事時間によっては、朝ごはんが最もビューむある食事だという方もいるかもしれません。
しかし、夕食は、家族が揃って食事をするとか、お酒も一緒に飲まれる方なども多く、摂取カロリーで換算すると、夕食のボリュームが多いという家庭が多いのだと思います。
1食分の摂取カロリーを減らすことを考えれば、最も多い夕食を抜くという方法が一日の摂取カロリーが最も少なくなるはずです。
ただ、ご家庭によっては、夜ご飯の時でなければ家族が集まれないという方もいます。そういう方にとりましては、夕食は単純な食事のシーンではなく、家族の大事なコミュニケーションの場面の可能性があります。
夕食抜きダイエットをすることはプチ断食にもなる
夕食を抜く効果は、代謝アップにもつながります。実は、食事をすると、完全に消化されるまでに16時間程度かかるといわれています。
ということは、夕食でたくさん食べると、寝ている間も含めて、ずっと消化器官が働いているということになります。すると、内臓が疲れて本来の機能を発揮できなくなるのです。
ところが、夕食抜きダイエットを行えば、もし間食などをしないとすれば、昼の食事が終わったあとは、プチ断食状態に入ります。次の日の朝食が次の食事ですので、その間の時間で胃腸を休めることができます。胃腸が休むことができれば、身体の機能がアップして、代謝も高められるのです。
つまり、痩せやすい身体が作られるのです。また、睡眠中は成長ホルモンが分泌されて、代謝が高まっています。夜に胃腸ではなく、ほかの内臓を働かせることで、効率よく脂肪を燃焼させられるのです。
この考え方では、朝食抜きの方法をとっても同じ結果が得られます。一日の食事は、昼食と夕食だけとすると、夕食を食べた後から、プチ断食に入り、次の日の昼食まで食べないということになり、その間、内臓を休めさせることができます。
ただ、もし普段から目覚めが良くないとか、食事をすると毎回眠くなる、など体験がある人は、ジェットコースター血糖の可能性が考えられます。ジェットコースター血糖の人は、食事後に血糖値が上がったときに分泌されるインスリンのタイミングが遅く、血糖値が下がりすぎてしまうことがあります。
そして、血糖値が下がりすぎると、人間の体は、危険回避のために、アドレナリンを分泌するということを繰り返すのです。睡眠中によく眠れずに睡眠不足になり、成長ホルモン分泌が減少してしまいます。成長ホルモンの分泌がよくないと、疲れやすく、内臓脂肪の分解がうまく行かないなどの問題が出てくるのです。
詳しくは病院で診断を受ける必要があります。
夕食抜きダイエットをすれば脂肪もたまりにくくなる
一般的には、夕食後は、お風呂に入ったり、テレビを見たり、本を読む、音楽を聞く、酒を飲むなどして、日々の時間を過ごす人が多いです。これらの行動の中で、カロリーを消費するのは、お風呂に入ることだけです。
夕食後に、筋トレの習慣がある方を除けば、積極的にカロリーを消化する行動をしている人は、少ないです。
摂取カロリーが一番多い夕食の後では、一般的に消費カロリーが最も少ない時間帯になります。ベッドに入ってしまえば、基礎代謝による消費しかなくなります。
その結果、摂取したカロリーや栄養素は、使いきれず残ってしまいます。
必要以上の栄養やカロリーは、使われなければ、体内に脂肪として蓄えられます。
夕食抜きを実行すれば、体内に脂肪として残ることもなくなります。
夕食抜きダイエットをするなら朝ごはんはシッカリ取る
単純に夜抜きだけのダイエットをしてしまいますと、栄養に偏りができてしまい、スムーズに痩せることはできません。
栄養バランスがくずれてしまいますし、通勤や通学から始まるエネルギーを消費する場面で、エネルギー不足になってしまいます。
疲れやすくなったり、体調不調を感じるようになります。
ですので、夕食抜きのダイエットをするなら、朝ごはんをシッカリ食べて、1日のスタートをすることが必要です。
朝ご飯のメニューは、日中に体を動かすので、糖質制限などせずに、栄養バランスを考えて、とったほうが良いです。
夕食抜きダイエットを成功させるための慣らし方
夕食を抜くダイエットで成功するためには、はじめが肝心です。
順調に1日2食に慣れれば、体重をスムーズに減らせますが、実際は挫折者が多く失敗しやすい方法です。
そこで、失敗しないための夜抜きダイエットの慣らし方を紹介していきます。
成功させるポイントは、急に抜かないこと。
もともと3食しっかり食べていた人が、急に夜ご飯を抜くと、辛さから挫折してしまうのです。
そこで、まずは食べる量を少しずつ減らしていくのです。
例えば、お茶碗に入れたご飯の量を、8割減→6割減→5割減…。
こうして少しずつカットすることで、肉体的・精神的な負担を減らしていくのです。
1~2ヶ月くらいかけてゆっくりと食べる量を減らしていきます。
すると、スムーズに夜ご飯を抜くことができるのです。
まとめ
夕食抜きダイエットは、効果絶大です。
しかし、失敗する確率も高いのも事実。
この記事を参考にすることで、成功率をグッと高められます。
ぜひ参考にしてみてください。
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