ダイエット経験者ならば避けては通れないのが停滞期。
そしてそれを乗り越えなければ、ダイエットの成功にはたどり着けません!
といっても過言ではないです。
体重が減っていくことこそが、ダイエット中の強いモチベーションであり、
頑張っているのに減らない状況のままでは、くじけてしまいそうにもなりますよね。
ダイエット停滞期は何回くるのか?
ダイエットの停滞期って、何回くるのか?
ダイエット中の停滞期はなぜ起こるのか
ダイエット中の停滞期は『ホメオスタシス効果』によっておこるものとされています。
人の体には防衛反応が備わっており、一か月に体重の5%が減ると、体が『飢餓状態』にあると認識してしまいます。
そのため、それ以上体重を減らさないように基礎代謝が抑えられ、体を守ろうとして停滞期がおきるのです。
ダイエット停滞期|期間中の女性は
また、女性の場合だと生理前に停滞期が起こりやすく、これはプロゲステロンという女性ホルモンの関係が原因とされています。
プロゲステロンには体に脂肪や水分を蓄えるという働きがあり、排卵後が一番ピークの状態になります。
そのためむくみやすくなったり、太りやすくなってしまい、体重がうまく減らず停滞期となってしまいます。
ダイエット停滞期の特徴・下降していたグラフから横ばいが続く|抜け出すには
停滞期は、ある意味では、それまでのダイエットの効果が出ている証拠でもあります。
グラフをつけている人は、経験があると思います。
下降していたグラフが、ある日からピタと減少が止まります。
その日からは、横ばいの日々が続きます。
それが、停滞期の特徴です。
下降していたグラフを見るのが楽しかったはずなのに、いつの間にかグラフを見たくなくなります。
停滞期を抜け出すには、無理な食事制限などで体重を減らそうとせず、筋トレやチートデイをうまく取り入れ、ダイエットを継続していくことで、必ず抜け出すことができます。
停滞期を制してこそ本当のダイエットの成功へと繋がります。
低糖質のダイエットは停滞期になりやすい
低糖質のダイエット停滞期になりやすいです。
低糖質ダイエットは、知っての通り、炭水化物の摂取を減らすことです。
炭水化物は、糖質と食物繊維からできています。
低糖質ダイエットとは炭水化物を減らすダイエット法
炭水化物を抜くということは、糖質と食物繊維を減らすことになります。
実は、低糖質のダイエットを始めて、すぐに体重が減るのは、脂肪では無く、水分量です。
その水分量の排出が一定に進んだ後、体重減少は止まります。
それに加えて、ホメオスタシス機能によって、体重の5%を超える減少があると、基礎代謝が減少します。急な体重減少を危機的状況と体が判断し、基礎代謝を減らすのです。
ですから、最初の体重減少で喜んで、停滞期で悲しんでいたとしても、脂肪減少はまだ始まっていないのです。
ダイエット停滞期が長いかどうかは人によって違う!何回くるのかも人による!
停滞期が続く期間は人によってバラバラで、2週間~1か月で終わる人もいれば、
半年間ほど続く人もいます。
停滞期は一か月に5%体重が減少することにより起こりますので、
それが続けば2回3回と起こることも珍しくはないのです。
停滞期は体のなかで飢餓状態になり防衛反応がおこっている状態です。
ですので、カロリーコントロールをしながらうまく栄養を取り入れていくことで、
体に『栄養が十分足りていますよ』と認識させることが重要となってきます。
食事のほかに、酵素ドリンクやサプリメントなどを併用していくのも一つの方法です。
1回目の停滞期を乗り越えてしまえば、2回目の停滞期はもっと楽に脱出することが出来ます。
1回目の乗り越えかた、過ごしかたでその後のダイエットの成果がかなり変わってくるのです。
『停滞期だから』と諦めず、しっかりと停滞期の仕組みを理解して、
なるべく早く脱出できるよう行動していきましょう。
ダイエット停滞期を脱出した人はやはり筋トレ!
ダイエットの停滞期はよくあることです。
さあ、どうやってそこから脱出するかです。
ダイエットの停滞期を脱出した人は筋トレで!
思うように体重が減らない停滞期をうまく乗り越えるには筋トレが効果的です。
停滞期中に無理な食事制限や、有酸素運動を更にハードに行うのはお勧め出来ません。
消費カロリーは多いのにそれを補う栄養が少なく、
体が勝手に消費エネルギーの節電モードになってしまいます。
筋肉も段々と落ちていってしまうため、停滞期中のハードな運動はあまり効果が期待できません。
筋肉が落ちると基礎代謝が下がってしまうため、太りやすくて痩せにくい体になってしまうのです。
基礎代謝とは一日なにもしていなくても消費されるエネルギーのことです。
成人女性で1200カロリー、成人男性で1500キロカロリーが平均です。
筋肉がしっかりある人の方が基礎代謝は高いのです。
筋肉量の多い男性の方が女性よりも高いとされています。
停滞期中は毎日30分程度のサクッと出来る筋トレなどを加えて筋肉をつけることです。
基礎代謝も上がり、痩せやすい体を作っていくことができます。
ダイエット中の停滞期、実はチートデイが効果的
正しく定期的にチートデイを取り入れることで、より効率的に停滞期を脱出することが可能です。
チートデイとは(ズルする日、騙す日)のような意味であり、
『ダイエット中に好きなものを食べられる日』という意味で使われていることが多いです。
チートデイを取り入れることで、ダイエット中足りない栄養素を補給できたり、
好きなものを食べることでストレスの解消にもなったりします。
栄養が入ることで、体の中の『消費エネルギー節電モード』を解除にもつながり、代謝をあげる効果も。
また、停滞期中は思うように体重が減らずモチベーションも下がりがちです。
チートデイがあることで『その日まで頑張ろう』とモチベーションをあげることができるのも良い点です。
期間はだいたい2週間に1度の頻度で行うのがベストです。
なんでも暴飲暴食してもいいというわけではなく、
ダイエット中不足しがちな炭水化物や、タンパク質などを中心に、自分の好きなものを食べましょう。
基本的には好きなものを食べていいのがチートデイですが、脂質の摂りすぎには注意しましょう。
チートデイは好きなものを食べれてしまうので、その翌日が少しつらいのがデメリットです。
だらだらとチートデイを長引かせてしまっては、せっかくのダイエットも無駄になってしまいます。
ですので、『この日!』と決めた日だけに行うのが重要なポイントです。
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