うどんは一見低カロリーで低糖質なので、ダイエットに向いてる食材です。
ただ、GI値が高いのです、残念なことに。
GI値が高い食品は、食後にすぐ血糖値が上がってしまいます。
そこさえクリアすれば、ダイエット向きなのですが。
うどんは低カロリー低糖質だがダイエットに不向きかも
うどんはダイエット的には、残念な食べ物です。カロリーも糖質も、麺類の中で、とても低いからです。低カロリーで低糖質なのに、ダイエットに不向きとされるのは、GI値のせいです。
うどんはダイエットに不向き|低カロリー低糖質だが高GIだから
うどんはすごく、低カロリーであり、低糖質です。
以前の考え方では、ダイエットは、カロリーと糖質で判断されていましたので、うどんはダイエットに良い食品と考えられていました。
しかし、ダイエットの重要ポイントがGI値にあることに、気付かされてから状況は変わりました。
GI値は、簡単に言いますと、太りやすさを示す数値です。数値が60以上で高いほど、太りやすいと考えられています。うどんのGI値は85あり、白米の88と同じくらいです。(数値が高いと食後すぐに血糖値が上がります。上がりすぎると体によくない為、血糖値を下げるためにインスリンが分泌されます。この時、血中の糖質は脂肪に変わります)
白米と比べると、カロリーと糖質量がかなり少ないのが救いです。白米よりはマシということです。
ダイエットに効果的なのは「うどん」よりも「そば」|比較
他の主食の100g当たりのカロリーと糖質・GI値を比べると、以下の通りです。
・ごはん カロリー/約170kcal 糖質/約37g GI値/88
・そば カロリー/約130kcal 糖質/約24g GI値/54
・食パン カロリー/約260kcal 糖質/約47g GI値/95
・うどん カロリー/約105kcal 糖質/約21g GI値/85
以上の通り、うどんは低カロリーで低糖質だが、食後に血糖値が上がりやすい食べ物ということです。ダイエットに最も向いてる麺類は、見比べて分かりますように、「そば」ということになります。
GI値が55以下の食品を低GI食品といい、60以上になると、血糖値は上がりやすくなり、70以上は高GI食品とされています。
うどんダイエットで低カロリー低糖質の効果を得るには
うどんは高GI食品ですが、低カロリーで低糖質な特徴を持った食べ物です。
この特徴を活かした食べ方を紹介します。
うどんを食べたらすぐに軽い運動をして血糖値を下げる
うどんは、食後に血糖値が上がりやすいことがネックなのです。
ですので、食後の血糖値を下げることをすることで、インスリンの分泌を抑えると、低カロリー低糖質が生かされます。
血糖値を下げる方法は、食後すぐに運動をすることです。一般的には、食後に激しめの運動は良くないとされます。ですので、良い運動はウォーキングや軽めのジョギングです。15〜20分くらい行ってください。
外出が難しいようであれば、家の中でできる簡単な運動でも血糖値を下げられます。以下参照ください。ポイントは筋肉量が多い下半身を動かすことです。
1)椅子に腰掛けて足を伸ばしてください。
2)次に床から足を浮かせて、膝を曲げて自分の体の方へ引き寄せてください。
3)次に、足を空中に上げるように伸ばします。床に下ろします。
初めはちょっとハードに感じるかもしれませんが、血糖値を下げるため頑張りましょう。
3番までの動きを1セットとして、30回繰り返します。
この下半身の筋肉を動かす運動で、血中の糖質量が下がります。
うどんを食べた後の血糖値の上昇を抑えられれば、カロリーと糖質量は低いので、ダイエットの効果が出てきます。
夜ご飯にうどんを食べるとダイエット効果が期待できる
夜ご飯の後は、一般的に静かに過ごすことが多く、数時間後には寝る時間になります。
ですので、夜ご飯の量が多いと寝ている間も内臓は消化を行なっており、睡眠の状態が悪化(睡眠不足)する可能性があります。
うどんは食後の血糖値の上昇を抑えることができれば、糖質量自体が少ないので、夜ご飯に置き換える方法がおすすめです。うどんの他にも、おかずを加えるのはOKですが、天ぷらを足して、天ぷらうどんにするなどは、NGです。
天ぷらは脂質も気になりますが、天ぷらうどんになりますと、一気にカロリーが上がります。うどん1食は、かけうどんであれば、約270kcalほどですが、天ぷらうどんになりますと、500〜800kcalにもなります。(天ぷらの具材で大きく変化)
うどんダイエットのおすすめトッピングとは
うどんダイエットは痩せられますが、続けるならのせるものも大切な要素ですよね。
ここでは、おすすめのトッピングを紹介します。
ワカメ
まずは、ワカメです。
「あの香りがたまらない」こんな人もいるでしょうが、ポイントは腹持ちのよさ。
ワカメは消化スピードが遅いので、お腹に残ってくれるのです。
間食やお腹の空き過ぎを防げるので、有効でしょう。
ササミ
また、ササミも有効です。
ダイエット中はタンパク質の摂取量が減ってしまいがち。
そんなときに鶏のササミは大きな味方になります。
ササミならカロリーを抑えられる一方、動物性タンパク質はしっかりと摂取できます。
まとめ
うどんはダイエットがしやすい食べ物です。
「意外!」そんな風に思った人は、多かったのではないでしょうか。
そうなんです。
あまり知られていませんが、実は痩せている人はよく食べている食べ物なのです。
この記事を参考にして、今までしたことがなかった「うどんダイエット」を実践してみてください。
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