16時間ダイエット、または8時間ダイエットという方法を実践みたが、うまくいかないという事例について、原因を紹介します。
原因を知ることで、成功する可能性が高まります。では、深掘りします。
16時間ダイエットで痩せないのは結局食べすぎてるから
16時間ダイエット、あるいは8時間ダイエットは、同じ方法の名前です。
16時間の間は断食をして、内臓を休ませ、8時間の間だけ、食べることで内臓の機能を元気にさせようという方法です。
ただし、16時間ダイエットを実践したはずなのに、痩せないという結果になってしまう事例についての原因を紹介します。
16時間ダイエットで痩せない原因
このダイエット方法では、8時間の間に食事を取ることとされていますが、原因は、食事の取り方と、16時間の断食時間の過ごし方に問題がありそうです。
痩せないのは食べ過ぎているから
食事時間は8時間とされていますが、その方の身長と体重、そして年齢から、1日に必要なカロリー数が計算されます。
16時間ダイエットでは、残り8時間の中で、食事をすることとされていますが、流石に1日に必要とされるカロリー数を超えた食事量をとっていれば、オーバーカロリーとなり、痩せないです。
1日に必要なカロリー数はこちらの計算サイトで、すぐに計算できます。例えば、40歳女性、身長158cmの方が、標準体重の55.4kgになろうとするなら、これらの数値を入力し、活動レベルを選んだ後「計算」ボタンを押すと、基礎代謝量と1日に必要な数値を知ることができます。
目標体重のカロリー数を知ることで、現在の生活からどれくらいの食事量を減らせば良いのかがわかります。現在はかなり多く食べている可能性があります。
16時間のダイエットをしていても、それ以外の時間帯で1日の摂取カロリーを超えるだけの食料を食べ過ぎていれば、痩せないです。
基礎代謝と日中の活動で消費する分のカロリーの合計以上に食べ過ぎていますと、当然ながら、太ります。
痩せない原因は早食いをしているから
自分の周りを見渡ししたときに、肥満の方はいませんか。その方の食べてる様子を、観察してみてください。肥満傾向の方の食べ方は、共通していて、食べ物を口に入れた後、ほんの数回で飲み込んでしまいます。
咀嚼が不足していることで、脳の満腹中枢が刺激されにくく、食べ過ぎてしまう可能性が高まります。よく噛むことを意識して食事をするか、よく噛まずには飲み込めない、玄米や雑穀米で食事をすることです。
玄米や雑穀米は、硬さが残っていますので、よく噛まずにはいられない食事ですので、早食い防止には、良い方法です。
痩せない原因は運動をしていない
運動については、本来健康を維持するためにも、するべきことです。しかし、実際にはほとんど運動をしない方も少なくありません。
さらに16時間ダイエットを続ける中で、朝食抜きの生活スタイルになることで、食事量が減ってしまう方もいます。食事量が減ると、筋肉量が減少している可能性があります。つまり筋肉量の減少により、基礎代謝が減少し1日の必要摂取カロリーが減少してしまう場合です。
消費するカロリーが減少してしまうので、食べる必要がある量も減少することになり、食べる量が減少したのに、必要カロリーオーバーになってしまうことになります。ですので、せめて、筋肉量が以前と変わらぬ程度には、筋トレを行うべきです。
食後の血糖値が上がりやすく脂肪に変わっている可能性
16時間ダイエットとは、半日ファスティング(断食)とも言われます。ファスティングには、一つリスクがあります。それは、食事の間隔が空いたことで、血糖値が上がりやすくなっていることです。
血糖値の急上昇は、インスリンが分泌されて、血糖値が下がるのですが、この時に糖質は脂肪に変わってしまいます。16時間ダイエットで、食事の間隔が空いたことで、以上の症状が起きている可能性があります。
ですので、例えば、夜9時前に食事を終えて、翌日13時まで食べない時間とするなら、翌日13時に食べる食事内容を血糖値が上がりにくい食品にするのも一つの方法です。
例えば、白米を玄米に変えることで糖質量は同じでもGI値(血糖値の上がりやすさを表示)は、白米88から玄米55まで下げることができ、血糖値は上がりにくくなります。パンの場合なら全粒粉パンです。食パンならGI値95から全粒粉パンなら50になります。
もう一つ、食後の血糖値上昇を防ぐ方法は、食後すぐに糖質を消費することです。つまり食後の運動です。食後の運動はやり過ぎは良くない(消化不良など)ので、ウォーキングで十分です。運動をすることで、血糖値が上がることを抑えることができ、糖質が脂肪に変わることを防止します。
もし、食後にすぐ横になったり、椅子に座ってテレビ三昧などであれば、間違いなく、食べた分は脂肪になります。
痩せない原因は、8時間の食事時間を終えた後に寝るまでに3時間以上空けていない
16時間の断食時間の中に睡眠時間が含まれます。寝る前3時間以内は、食べないで過ごしているのかがポイントです。
仮に9時までに食事時間を完了していた場合、寝る時間は12時以降にすることです。
食べ終わってから、早く寝てしまうと、睡眠不足になる可能性があります。本来の睡眠では、脳や体を休めることが目的になります。しかし、食べ終わってから早めに寝てしまうと、体は休みに入るはずなのに、消化作業を続けることになります。
まとめ
16時間ダイエットで痩せないという方は、上記のいずれかに該当するはずです。心当たりある部分から改善をしてみてください。1日2食でいいとか、3食が正しい、とする説がありますが、個人差(食料や時間間隔など)があり、一概にどちらが正しいとは、言い切れないことです。
しかし、現代人の3割が食べ過ぎて肥満か肥満傾向にあることは、事実です。上記の痩せない原因を参照していただき、ダイエットが成功するよう願っています。
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