世の中には、たくさんの話題になったダイエット方法があります。
うまくいく人もいますが、ダイエットに失敗する人もたくさんいます。
当記事では、前半はダイエットに失敗してしまう人の原因や失敗する人の共通点についての気づき、そして後半はダイエットに失敗してしまったユーザーから聞いた失敗談(そのまま)を紹介します。
ダイエット失敗談|なぜ失敗してしまうのか
ダイエットに失敗する人は、同じような理由で失敗しています。筆者がジムのパーソナルトレーナーから得た情報や、当ブログのユーザーからの情報も参考に、なぜダイエットに失敗するのかについて、紹介いたします。
ダイエットに失敗する人は、昨日までの自分の習慣が肥満という状態を作ってきたことを理解していない可能性があります。自分の習慣とは、食事と運動についての習慣です。
結論を言えば、ダイエットに失敗する原因は、これまでの肥満状態を作ってきた習慣をやめられないからなのです。
「少しくらいなら、いいよね」という瞬間はなかったでしょうか。だから失敗したのです。
ダイエットに失敗する人は太る事になる習慣をやめられない
この後に紹介する習慣が続く限り、どんなダイエットをしても失敗する可能性が大きいです。新しいダイエット方法を取り入れるのも良いとは思いますが、肥満につながる習慣を止めることのほうが、自然とダイエットにつながるかもしれません。
ダイエットで失敗するのは、気づいたら糖質を食べてしまっているから
炭水化物(糖質)には、「中毒性がある」「麻薬作用がある」「依存性がある」と言われていることを知っているでしょうか。
実際に、コンビニもスーパーも、商品は炭水化物だらけです。もし、糖質ゼロの生活を考えると、食べていいものは、加工されていない肉と魚くらいになってしまいます。(野菜にも少ないながら含まれています)
現代人は、加工品をたくさん食べていますので、少なくとも麺類・穀類を半分以下にすることです。あるいは精製されていない炭水化物なら、血糖値は上がりにくいので、脂肪になりにくいです。例えば、米なら玄米、パンなら全粒粉です。精製された穀類は、食べるとかなりの割合で脂肪に変わります。
ダイエットに良くない炭水化物ばかり食べているから失敗する
ここ数日間の昼ごはんに何を食べたでしょうか。朝食と夕食もそうですが、炭水化物ばかりを食べていませんか。
ラーメンにライス、など食べてしまうと、炭水化物と炭水化物を食べてる状態です。三大栄養素の炭水化物・タンパク質・脂質の中で、体を構成する部分を作る元になっているのは、タンパク質と脂質です。
タンパク質が体を作る基になっていることは知っている人が多いですが、脂質も細胞膜やホルモンを作る成分として、役立っています。
炭水化物(糖質)は、脳と体を動かすエネルギーになりますが、現代人は体を動かすことが減少していて、炭水化物(糖質)は使いきれずに余ります。これが脂肪になります。
糖質制限をしているからと肉ばかり食べている
食生活で最も重要なのは、バランスです。炭水化物もゼロにはできませんし、肉だけを食べているようだと、腸内環境は悪玉菌だらけになります。
栄養素の吸収が悪くなり、新陳代謝も低下し、脂肪が溜まり、老廃物が排出されにくくなり、さまざまな病気を発症させる可能性が増えます。
ダイエット中にタンパク質を意識して食べていない
タンパク質は重要な要素であることを知りつつ、炭水化物ばかり食べているので、結果的にタンパク質が不足する状態になっています。
タンパク質が不足すると、体の筋肉量が落ちていきます。すると、基礎代謝量が減少し、食べても消費しない体、つまり痩せにくい体になってしまいます。
タンパク質は、肉や魚の他にも、牛乳・卵、そして野菜(豆類を中心に)に含まれています。動物性タンパク質だけではなく、植物性タンパク質も食べる必要があります。
ダイエットが失敗するのは食物繊維が不足して便秘になり腸内環境悪化してるから
炭水化物を抜く食事をするようになると、糖質を減らすことができますが、同時に食物繊維も減ってしまいます。食物繊維は栄養にはなりませんが、便通を良くしたり、血糖値の上昇を防いだりしてくれます。
食物繊維を取るには、白米をやめて、玄米や雑穀米のご飯にするか、白米を減らした分、野菜を増やさないといけません。
便秘になるとダイエットしてても痩せません。
ダイエット失敗する人の味付けの濃いものが多い
味付けが濃いのが好みということは、生まれ育った環境の影響もあります。味付けが濃いというと塩分だけを気にする人がいますが、実は調味料のほとんどには炭水化物がかなり多く入っています。
特に、コショウやみりん・味噌などは、炭水化物量が多いです。調味料ですので、1回あたりの炭水化物の成分量は少ないです。しかし、なんでも味を濃くして食べてしまうので、蓄積される塩分と糖質量は結構な量になります。
ダイエット失敗する人は夜ご飯が一番量が多いし食べた後は早めに寝ることが多い
夜ご飯の量が多いという人は、家族揃って食べることが夜が多いことなどから、そういう習慣になっているのかもしれません。
しかし、ダイエットでは非常にまずいのです。人間の体は、食事をとって30分から1時間で、血液中の糖質量(血糖値)が急上昇しピークを迎えます。食後30分で、軽い運動でも良いので10分くらい行うと、血糖値の上昇はかなり抑えられます。
しかし、夜ご飯の後では、ほとんどの場合、自宅でゆっくりですので、血糖値が急上昇し、インスリンが分泌され血糖値を下げます。このときに、糖質はインスリンの化学反応で脂肪に変わります。
また食後3時間もたたずに寝てしまうと、胃の中の消化はまだ終わっていないので、消化不良を起こす可能性が高いです。
夜は食事時に酒(アルコール)を飲むことが多い
酒は、肥満の元になります。糖質が多い酒は太ると言われていましたが、その後の研究で、酒のアルコールは一番先に肝臓で代謝されますが、そのときに中性脂肪が増えることがわかっています。
また、酒と一緒に食べた糖質と脂質は、先に酒が代謝されてからとなり、糖質と脂質の消費は後回しになる分、糖質と脂質の多くの部分が糖質に変わってしまう。
スープダイエット失敗談|野菜スープダイエットの向き不向き
巷で一時期話題になった、野菜スープダイエットをやってみることにしました。
ダイエット失敗談|スープダイエットが良いと思ったのは動くのが面倒だから
そもそも、痩せなきゃと思いながらも、痩せられない人間というのは、基本的に動くことが面倒なのです。
運動をして健康的に体をしぼるという選択肢が、そもそも日常生活の中にないわけです。
野菜スープダイエットのような「ただ単に食事を変える」だけのほうがハードルは低くなると思ったのです。
バナナダイエットでは失敗すると思ったのです
これまでもバナナダイエットなど、沢山の食事置き換えダイエットが流行していました。
バナナダイエットでは、人間に必要な栄養が補えるようには思えなかったので、きっと失敗すると思いました。
野菜スープの場合、栄養が取れそうで、理にかなっているように感じました。
しかし、野菜スープで劇的に体重が落ちるのは、減量の余地が大きい人の話だということに気づくのが、遅くなってしまいました。
ダイエット失敗談|効果薄だった
私は、強烈なデブというわけではないけど、お腹まわりだけ肉が気になるタイプの人です。
4-5kgだけ落とせればいいや、という考えで、始めてみましたが、スープダイエットだけでは効果が薄かったのです。
結局、そういった美容体重を目指すためのダイエットは、きちんとした運動とセットでしないといけないようです。
少しだけ生活習慣を変える(運動をすること)ことが一番の近道であるようです。
りんごダイエット失敗談|すぐにリバウンドして失敗!
私は、3日間、りんごを食べて痩せるりんごダイエットにチャレンジしました。
そして、失敗しました。
りんごダイエット失敗|まずは3日間チャレンジ
3日間、我慢して、「りんごのみ」を食べ続けました。
りんごであれば、制限なく、いくつでも食べて大丈夫ということでした。
なので、空腹にならないのはよいなー、と思いました。
スーパーで大量にりんごを買い込み、3連休にチャレンジ開始しました。
やっぱり、3連休じゃないと、なかなかりんごだけを食べて過ごすのは難しいと思ったからです。
リンゴダイエットの失敗は、やっぱり飽きること
最初はよかったのですが、途中からりんごに飽きてきて辛かったです。
他のものが無性に食べたくなり、食べ物のことばかり考えていました。
でも3日間なんとか我慢して、3日間でなんと3kgも体重が落ちたんです!
これはすごいと思いましたが、ダイエット後は、りんごしか食べられないストレスと、痩せて体が食べ物を欲してしまい、食べてしまいました。
結果、3日間で元の体重に戻ってしまいました。
りんごダイエット失敗|3日間でもとに戻った
ダイエット後って、めちゃくちゃお腹が空くんです。
やっぱり、ダイエットは、短期間ではダメだなーと実感しました。
短期間だと痩せても、すぐにリバウンドしてしまいます。
3日間りんごだけで我慢した努力が水の泡でした。
今度は、少しずつ負担なく痩せるダイエットに、チャレンジしてみたいです。
酵素ドリンクでダイエット失敗談|失敗した理由
私は身長160㎝で56㎏でした。
標準といえば標準体型ですが、筋肉があまりなく、会社の同僚からも「デブではないけどぽっちゃりだよね」、とからかい半分で言われることもありました。
酵素ドリンクでダイエットに挑戦
「せめて50㎏にはなりたい」と思い、駅ビルのソニプラで売っていた酵素ドリンクを購入し、試してみることにしました。
「食事前に酵素ドリンクを小さい容器に1杯分飲めば良い」、と説明書に書いてあったので、朝食と夕食の前に飲むことにしました。
酵素ドリンクが大きく、会社に持っていくのは不可能だったため、昼食は酵素ドリンクを飲みませんでした。
飲み始めて3日程立つと、お通じの調子がかなり良くなったように感じました。
酵素ドリンクでダイエットは体の調子が改善したが体重は?
私は、普段からおなかを壊しやすかったり、ひどい便秘に悩まされたりと、胃腸の調子に左右されやすいタイプの人です。
酵素ドリンクを飲み始めてから、そういうこともなくなりました。
「お通じがよくなったのだから大丈夫だろう」と思い、普段のままの食生活を続けていたのです。
しかし、2週間続けて、体重はダイエット開始時よりも2㎏重くなっていました。
「酵素ドリンクを飲んでいるのだから」という気のゆるみが、あったように、思います。
その結果、普段より多く食べることにつながったのかと思います。
食事の量もコントロールするべきでした。
ダイエット失敗談|必要以上にやり過ぎた
社会人になった頃、「事務職は太る」という思い込みがありました。
そこで、私は今のうちから対策しようとしました。
糖質制限ダイエットに運動を加えて痩せることに快感|それが失敗へと
まず始めに、夕食時のお米を減らしました。
暫くして、少し痩せました。
それが嬉しくて、次は運動を取り入れました。
主に、自宅で出来る腹筋や踏み台昇降運動です。
続けるうちに、また痩せました。
自分の努力が認められたようで、快感に近い感情が湧きました。
この頃から、理想的な体型よりも「如何に体重計の数字を減らせるか」という考えが頭に浮かんでいました。
それからの生活は、痩せる事が最優先でした。
ダイエット失敗|やり過ぎでイライラ状態・肌も髪もボロボロ
自分が決めた物しか食べず、毎日決まった時間運動を欠かしませんでした。
そのルールが守れなかった時、酷くイライラし、家族に当たる時もありました。
数年後、私は骨と皮だけになり、肌も髪もボロボロ。
しかし眼だけはランランとした異様な姿となりました。
自宅に隠り、食事を摂らず何時間も踏み台昇降をしていました。
友人との連絡も絶ちました。
その後、決定的に身体が悲鳴を上げて、我に返りました。
回復するのに更に数年かかりました。
必要のないダイエットはやってはいけない、と身をもって学びました。
ダイエット失敗談あるある|ジョギングダイエットで失敗
ある日、ふと見た自分のお腹のタブつきに軽くショックを受け、ダイエットを決意するに至った男です。
元々酒やタバコもやらず、女性よりも遥かに少食だったため、改善できる要素といえば運動不足だと考えました。
1日5キロを目標にジョギングを始めることにしました。
ところが、高校卒業以来10数年間まともに運動してこなかったため、1キロすらまともに走れない始末でした。
次の日には、筋肉痛で同僚から「どっか痛いんですか?」と心配され前途多難な船出となりました。
1ヶ月続ければ、5キロくらい走れるようになるだろうと思っていました。
筋肉痛が少しマシになった程度で、相変わらず2キロ持たずにリタイアの日々。
10数年、何もしてこなかった人間が、いきなり5キロ走るなんて、失敗する事は始めるときに決まっていたように思います。
スローペースで、10分程度走ったところでダイエット効果があるわけもありません。
ジョギングは、20~30分続けると効果を発揮すると本に書いてありました。
しかし、私にはとても無理だと思い始めました。
しかも走った後は、なぜか無性に甘いものが食べたくなってしまい、途中にあるコンビニで買い食いすることもしばしばでした。
ますます痩せられる可能性はなくなり、ジョギングでのダイエットは3ヶ月も続かずに、失敗しました。
ダイエットは、自分に合った方法を選ばないと、失敗するという、見本のような結果になってしまいました。
私の場合、まず筋肉をつける運動の方が、必要だったようです。
次は、ダイエットに失敗しないように、筋トレから始めようと計画中です。
ダイエット失敗談|間食を止めることだったのですが
1日3食の食事量を減らしてしまうのは、必要な栄養素が摂取出来なかったり、エネルギー不足で日常生活に支障が出そうだと思いました。
ですので、間食なら食べなくても栄養面で問題がなく、むしろ健康にも良さそうと思いました。
間食を止めるダイエットなら、無理なく痩せる事が出来ると、思っていました。
始める前はそう思ったのですが、結局失敗しました。
実際に、1日に食べている間食の量は、おやつタイム1回分とせいぜい小腹が空いた時に食べる飴やガム程度です。
ですが、いざ始めてみると想像以上にキツい事に気づきました。
おやつタイムで、甘いモノを摂取しながら、コーヒーや紅茶を飲む時間が自分にとっては、1日のリラックスタイムとなっていました。
また、糖分を摂取する事で、集中力がアップしたりストレスの解消になっていたみたいです。
実際に間食を止めても、お腹が空いて我慢出来ないという身体の状態にはなりませんでした。
ですが、間食をしない事で楽しみが減ってしまった事や、糖分を摂取しない事で、イライラする事が増えたように思います。
そして、間食をしない日が続くと、その反動で時々無性に甘いモノが食べたくなり、スイーツを爆買いして、反動で食べてしまいました。
結局、始める前よりも太ってしまい大失敗でした。
1週間に1度くらいのチートデイを作っておけば、ダイエットの失敗しなかったかも、と思いますが、実際には分かりません。
まとめ
ダイエットを失敗ししないように、進めて行くには、何か一つに偏った方法をしない方が良さそうです。
また、食事と運動をセットで考えないと、痩せないですね。
ただ、やり過ぎの体験例もあるように、やり過ぎると、精神的にもかなり危険になりそうですね。
上記の実際の失敗例をから、自分に合った方法で、やり過ぎに注意し、無理をしない程度で、中長期的にダイエットをすすめていくのが、ダイエットを失敗させない方法だと、考えるべきですね。
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