「ちょっと頭痛がひどいな…。でも薬を飲めばすぐよくなるか」そんな風に考えている方。
もし、ダイエット中なら少し注意してください。
頭痛薬を飲んでも、おさまらない可能性があります。
頭痛がひどいと思っても、頭痛がひどいことって、ちょっとしたことでも起こるので、軽く考えがちです。
しかし、ダイエット中に頭痛がひどいのであれば、簡単に見逃してはいけません。
大変な症状を引き起こしている最中かもしれないのです。
頭痛がひどいのは、大変な症状のサインかも知れないのですから。
当記事を読んでいただければ、ダイエット中の頭痛がひどい状態の危険性や予防法、対処法がわかります。
ダイエット中の頭痛!低糖質ダイエットに原因があるかも

ダイエット中に頭痛がひどいのであれば、実はすごく危険で、注意が必要な可能性があるのです。
ダイエット中は、低糖質の食事制限をしたり、ハードな運動をしたりしている人が多いです。
しかし、低糖質の食事制限ダイエットによって、低血糖症を引き起こしている可能性があるのです。
低血糖症の時に、頭痛がひどい状態になる事があります。
もし、めまい・吐き気・眠気を伴う頭痛がひどい状態なら、低糖質のダイエットの影響の可能性があり、危険な状況の可能性があります。
頭痛がひどいなら、甘く見てはいけません。
低糖質ダイエット・ケトジェニックダイエットは頭痛を起こしやすい
低糖質ダイエットとは、つまり炭水化物を取らないダイエットです。
体内の糖質を減らすことで、ケトン体を増やすダイエット(ケトジェニックダイエット)です。
ケトジェニックダイエットは、エネルギーを糖質から脂肪に変えて、燃焼させる状態にするダイエット方法です。
しかし、このダイエットは、低血糖を起こす可能性があります。
低血糖症とは、ひと言でいうと、全身で起こっている極度のエネルギー不足の症状です。
低血糖になると
ダイエット中に頭痛がひどくなるのは、低血糖になり脳に十分なエネルギーが供給されていない事や、アセト酢酸という物質が、血液中に流れ、体が酸性になってしまうことで、頭痛がひどい状態が起こっている可能性が考えられます。
もしも、頭痛薬を飲んでもおさまらないなら、間違い無く低血糖で頭痛がひどい状態になっていると思った方が良いです。
頭痛薬を飲んでもダメなら、ハチミツの飴をなめて、糖分をとるのが良いです。
頭痛がひどい状態になりそうなら、すぐにでもハチミツの飴を舐めてみて下さい。
眠気や吐き気・めまいなどの合併状態もある
頭痛以外にも、身体に強い疲労感があったり、強い眠気や吐き気・動悸や震えがあったり、言葉が出にくくなったりするのも低血糖症の症状です。
頭痛がひどい状態に合わせて、強い疲労感・動悸・震えの症状が出た場合は、ダイエットを中断して病院へ行くようにおすすめします。
また、もともとの体質や、病気を持っている状況などによって、症状の現れ方が異なります。
極端な糖質制限ダイエットでは無いにしても、栄養バランスが悪いと、同じ症状が現れることがあります。
それは一定の食事量があったとしても、ビタミンやミネラルが不足していると、体内でエネルギーに変えることができず、エネルギー不足(糖質不足)になってしまう場合もあります。

ダイエットで頭痛がひどい場合の治し方

ダイエット中に、健康に重大な悪影響を与える、頭痛がひどい状態を起こさない方法を紹介していきます。
身体が悲鳴を上げる前にしっかりと、頭痛がひどい状態にならないよう対策を講じるようにしましょう。
ダイエットの頭痛の治し方|栄養バランスの良い食事をする
ダイエット中でも、最も効果的な頭痛の予防策は、栄養バランスの良い食事です。
低血糖症の原因は、脳にエネルギーが不足していることです。
脳のエネルギー不足が、ひどい頭痛の原因になっている可能性が高いです。
ビタミンやミネラルは重要な要素
ダイエット中でも、バランスの良い食事で栄養をしっかりと摂取することで、低血糖症を予防でき、頭痛がひどい状態も回避できるのです。
特に、糖質制限のダイエットをしている方は要注意です。
脳へのエネルギーが不足しやすくなるので、頭痛がひどい状況になる可能性が高いのです。
また、偏った食事制限ダイエットも要注意です。
確かに、消費しきれない糖質は、脂肪に変わってしまいます。
しかし、人が健康的な日常生活を送るために、必要なエネルギーや糖質があります。
栄養バランスが取れていない偏った食事をしていると、ビタミンやミネラルが不足してしまいます。
ビタミンやミネラルが足りていないと、糖質がエネルギーに変換することができなくなります。
エネルギーに変換できないと、脳はエネルギー不足となり、頭痛が起きてしまいます。

タンパク質も必要な栄養素
筋肉量が減少すると、基礎代謝が低下して、太りやすい身体になります。
筋肉にとって、重要な栄養素はタンパク質です。
筋トレをしていても、タンパク質が不足していれば筋肉量が落ちてしまいます。
ですから、ダイエット中だからと極端な食事制限をせず、食べ過ぎをしない程度に、栄養のバランスを調整が必要なのです。
極端な糖質制限ダイエットのように、偏りすぎた方法ではない、食事コントロールをする事が大事です。
栄養バランスを考えずに、糖質制限だけをしているようでは、頭痛を始めとする副作用に悩んでしまうことになります。
消費カロリーを減らしたい時ですが、低血糖症(頭痛がひどいレベル)になるという事は、食事制限のやり過ぎです。
頭痛がひどい状態になる事を、回避するには糖質制限を少し控えめにする事です。
糖質制限を同じレベルで、続けていくと、頭痛がひどい状態を予防できません。

ダイエット中に頭痛がひどいなら|過剰な運動をしない
低血糖症による頭痛がひどい状態を予防するには、過剰な運動を控えることが有効です。
ダイエット中は何とか消費カロリーを増やしたいと、過剰な運動を取り入れている方も多いでしょう。
私も経験があります。
私の場合は、ジムにいき、着替えて、ストレッチをするころから頭痛が始まりました。
筋トレをする事には、頭痛がひどい状態は、ピークになりました。
その後もずっと、頭痛がひどい状態が続きました。
しかし、あまりにハードな運動を長時間すると、糖質が消費し尽されてしまいます。
その結果、低血糖症になってしまうのです。
私の場合も、トレーニング中に、たびたび頭痛がひどい状態になりました。
まさに、筋トレの最中に。
ちなみに、ダイエット中に脂肪を燃焼させるためには20分以上の運動が効果的です。
ハードな運動で20分持たせられますか?
ダイエットでは、ハードすぎる運動は非効率です。
体への負担が少ないウォーキングでも、30分以上しっかりと汗を流す方が、ダイエットには有効な場合もあります。
そういうやり方のほうが、頭痛がひどいということが、起きにくいです。

低糖質ダイエットをはじめに頭痛を起こしやすいダイエット方法
ほどほどの食事制限によるダイエットは、もちろん効果が期待できます。
しかし、前述しましたように、栄養バランスが取れていないダイエット方法を繰り返していると、頭痛を始めとする副作用に悩まされることになります。
栄養バランスを考えないと副作用を起こしやすいダイエット方法
注意が必要なダイエット方法を3つ紹介します。
以下で紹介するダイエット以外にも、栄養の偏ったダイエットには頭痛を始めとする副作用のリスクがあります。
おかゆダイエットで頭痛
過去に、テレビでも、とり上がられた「おかゆダイエット」です。
主食の白米の代わりに、おかゆを食べるというものです。
簡単にできるので、話題になりました。
良いこともありそうですが、実践者からは、効果が出ないという声もあります。
ここでもポイントは、栄養バランスです。
さすがに、おかゆだけを食べていては、継続も難しいし、ビタミンやミネラルも取れません。
ただ、結果が出ないと嘆く方の声には、「運動」という言葉がありません。
結果が出ない失敗パターンは、「運動しない」「おかゆだけ食べる」です。
ケトジェニックダイエットで頭痛
ケトジェニックダイエットとは、つまり低糖質ダイエットのことです。
炭水化物を減らすダイエットです。
炭水化物を減らし(果物も)て、体脂肪からケトン体を作り出し、糖質の代わりにケトン体を燃焼させるという低糖質ダイエット法です。
1日の炭水化物の摂取量を、50g未満にすることで、ケトン体が作り出されるとされています。
しかし、体の方は、糖質をエネルギーにすることに、長年なれており、負担が掛かる事になります。
その結果、頭痛の他にもめまいや不眠、下痢から脱水症状などの症状が、起きてしまうリスクがあります。
このダイエット方法を続ける場合は、水分補給とミネラル補給が必須です。
脱水症状が起きやすく、水分とミネラルが、排出されやすいです。
水ダイエットでも頭痛
水ダイエットは、栄養や食事制限ということではなく、デトックス効果を狙う方法です。
水を飲むだけで痩せられるとしたら、とっても簡単で経済的な方法なのですが。
最もマズいのは、「水だけダイエット」です。
ここまで、読んでいただいて分かりますように、ダイエットをすすめるにしても、人には体を健康的に維持するための最低限の栄養素があります。
このバランスがくずれると、頭痛も起きますし、体調不良で、様々な症状が副作用的に起きてしまいます。
水だけダイエットには、その危険性が非常に大なのです。
しかも、通常の食事に戻したときの、リバウンド率も高くなってしまいます。
水ダイエットは、老廃物を体外に排出するという、デトックス効果に注目して、すすめることがおすすめです。
ですので、水だけダイエットではなく、食事最中や合間に、意識的に水を飲むということです。
単純に、「水」としてとる以外にも、麦茶やルイボスティーのようなノンカフェインのお茶で、飲むのがおすすめです。

そして、飲み過ぎに注意です。
極端な水の飲み過ぎは、水中毒を起こす可能性があります。
水中毒は、死にも至るものです。
食べ物に含まれている水分以外で摂取するのは、1日に、1〜1.5リットルが目安です。
そして、小分けにして飲むことです。
ダイエットで頭痛がひどい/眠気がおきた場合の対処法

もし、ダイエット中に頭痛がひどい状態/眠気を引き起こした場合、正しい対処が必要です。
その方法とは、ハチミツや天然のメープルシロップで糖分を補給するということです。
天然の糖は身体に吸収されにくいので、血糖値を少しずつ上昇させてくれます。
一方、糖などの精製された糖を摂取すると、血糖値を急上昇させてしまって、身体に良くありません。
血糖値が上昇すると、インスリンの分泌も急激に増えますが、
インスリンは脂肪をつけやすい性質があります。
また、増えすぎたインスリンによって、また砂糖が欲しくなってしまうこともあります。
ダイエット中に頭痛がひどいなら、ハチミツなどの精製されていない糖分を補給するようにしましょう。
ハチミツの飴など持っておくと、頭痛がひどい状態になったら、対策になります。
まとめ
ダイエット中に限らず起こりうる頭痛がひどい状態。
しかし、ダイエット中だからこそ、注意が必要なのが頭痛です。
経験上は、トレーニング中に頭痛がひどい状態が頻発していた時期があります。
トレーニングをやめるか、急場しのぎで、事前にハチミツの飴を舐めておくと良いかもしれません。
頭痛がひどい状態にまで、ならなくすむかも知れないのです。
低血糖症による頭痛がひどい状態を起こさないように、しっかりと対策を講じるようにしましょう。
もし、すでに頭痛がひどいという方は、ハチミツや黒砂糖などで糖質を少しずつ摂取するようにしてください。
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