お風呂ダイエットが有効であることを知っている人は多いでしょう。
しかし、「長時間お風呂に浸からなければいけないし…」「何時間やればいいのか」
こんな風に思っていませんか?
実は、お風呂ダイエットは、短時間で効果的に痩せる方法です。
むしろ長風呂は、危険です。
お風呂ダイエットの正しい方法を覚えて痩せましょう。
お風呂ダイエットで長風呂は危険!効果なしです!
熱いお風呂に入らないと、「風呂に入った気がしない人」もいます。
また、ダイエットに風呂が良いことを知り、長く風呂に入る人もいるようですが、どちらにしても、42度を超えるような風呂に長時間浸かることは、百害あります。
42度を超える風呂に長時間浸かると、血圧が上がります。
また、発汗による水分減少で、血液の流れも悪くなり、血栓ができてしまう可能性も増えます。
また、ヒートショックを起こす可能性もあります。
とても、ダイエット効果が期待できるどころではありません。
後述する「高音反復入浴法」でも、風呂の温度は、せいぜい41度です。
しかも、長風呂ではなく、短い時間で、繰り返し入浴することで、ダイエット効果が期待できるようになるのです。
お風呂ダイエットで効果なしの人は温度と時間を間違えてる!
お風呂ダイエットは短時間でも、十分期待通りの効果を発揮できます。
その理由は、お湯の温度と水圧が高いからです。
例えば、温度が高いお湯に浸かっていると、身体はポカポカと温められます。
身体が温められると、血液の流れが促進されます。
すると、身体の細胞が活性化するので、基礎代謝がグッとアップするのです。
お風呂ダイエットで効果なしの人は方法を間違えてる
お風呂ダイエットは、短時間でも有効な方法のはずなんです。
効果なしという人は、方法を間違えてる可能性が大です。
風呂に入る時間が長すぎ・3分ほどで数回入るのが良い・42度を超えると熱すぎ
1回の入浴で、10分以上の長風呂は、ダイエット効果よりも、危険と考えるべきです。
特に、42度を超えるお風呂に、10分以上浸かるのは、体温が上がりすぎる可能性があります。
本人はお風呂に入った感があるかもしれませんが、健康的にも、ダイエット的にも、良くありません。
1回の入浴時間は、3分程度が適正です。
3分間、お風呂につかったら、一度湯船から出て、体を洗ったり、髪を洗ったりしてください。
そして、また3分間、お湯に浸かるのです。
風呂上りの飲み物は無糖のものが良い・カフェインもアルコールもNG
お風呂に入ると、水分が不足しますので、水分補給が必要です。
お風呂に入る前にも水分補給、そして風呂上りにも水分補給です。
最適な飲み物は、ノンアルコール・ノンカフェインで無糖のものが、良いです。
例えば、麦茶など。
アルコールもカフェインも、NGです。
ですから、風呂上りにビールがうまい、と感じるかもしれませんが、実は危険です。
アルコールには、利尿作用があります。
水分不足の状態で、さらに利尿作用が働けば、脱水症状になる可能性もあるからです。
また風呂に入る前にアルコールを飲んでしまうと、お風呂で血行がよくなりますので、アルコールの酔いが強まってしまう可能性もあります。
お風呂に入ることでダイエット効果・マッサージ効果が期待できる
お風呂ダイエットでは、高い水圧も全身に受けられるので、ダイエット効果を高める効果があります。
お湯の水圧が、身体に圧を加えることで、短時間でもマッサージのような効果が得られます。
この効果は、長時間お湯に浸かっていなければならないわけではありません。
短時間でもお湯に浸かっただけで、水圧を受けられます。
すると、血行が促進されるので、基礎代謝がアップして、ダイエット効果が得られるのです。
風呂の中で自転車をこぐように太ももを動かす運動をすれば更に効果的
水圧がかかった状態で、太ももを自転車を漕ぐようにして、足を動かすのです。
ウォーキングやジョギングの時間がなかなか取れないという人でも、お風呂に入りながら、軽く太もも〜足の運動をすると、ダイエット効果が増します。
風呂の中で腹のマッサージをして凹ませる
お腹周りが気になる人は、足の運動に加えて、お腹の運動をすることもお勧めします。
気になる腹の肉をマッサージしてください。
そして、お腹を凹ませる運動を繰り返してください。
風呂の中で正座をする
こちらは、とても簡単な方法です。
入浴の際に、浴槽の中で、正座をするだけです。
浴槽の中で、正座をすることで、ふくらはぎを刺激することになるのです。
ふくらはぎへの加圧ですね。
道具も運動も不要の簡単な方法です。
正座が苦手な人でも、入浴中だと意外にできてしまいます。
ぜひお試しを。
お風呂ダイエットの消費カロリーは300〜400kcal
お風呂ダイエットを短時間で成功させるためには、正しい方法で実践することが重要です。
そうすれば、お風呂ダイエット1回で、300〜400kcalのカロリーを消費できます。
その方法とは、「高温反復法」です。
文字通り、高温のお湯の中に、何度も「入って+出て」を繰り返す方法です。
前述したように、一度に長く入る方法は、お勧めしません。
具体的な方法は以下の通りです。
以上、お風呂ダイエットは約20分という短時間で完了です。
300〜400kcalといえば、30分のジョギングと同じくらいの消費カロリーです。
なかなかの消費カロリーです。
お風呂ダイエットの注意点と応用グッズで効果アップ
お風呂ダイエットは、短時間でかつ簡単にできるダイエット法です。
しかし、注意点もいくつかあります。
お風呂ダイエットの注意点
1つは、水分補給をしっかりとして行うことです。
お風呂ダイエットは短時間ではありますが、かなり汗をかいて水分を失います。
そのため、お風呂に入る前に、しっかりと水分補給をしましょう。
2つ目は、お風呂ダイエットは早めの時間にすることです。
短時間でも熱いお湯に入ると、活動期に活発になる交感神経を緊張させます。
そのため、就寝前に入浴すると、目がさえてしまう恐れがあるのです。
すると、疲れが取れずにストレスが溜まり、過食の要因になってしまいます。
お風呂ダイエットの応用グッズで効果をあげる
お風呂に入浴する際には、グッズを応用することで、ダイエット効果をあげることができます。
入浴効果を高めるお風呂グッズはたくさん販売されていますが、その中からおすすめを紹介します。
ハッカ油を入れた風呂でダイエット
お風呂にハッカ油を入れることで、基礎代謝をあげる効果が期待できます。
ハッカ油を入れる量には注意をしてください。
個人差がありますが、最初は「1滴」で試してみてください。
様子を見て、2滴です。
入れすぎは、くれぐれも注意です。
お風呂ダイエットに向いてる入浴剤
お風呂グッズといえばお馴染みの入浴剤ですが、種類がたくさんあり、選び方が大変です。
数ある中で、ダイエット効果を期待できる入浴剤の選び方を紹介します。
ダイエット効果を考えるポイントは、発汗作用です。
発汗作用のある成分に注目してください。
例えば、ゲルマニウム・トウガラシ・ショウガが、おすすめの成分です。
お店で選ぶ際には、これらの成分が含まれている入浴剤を選ぶと、ダイエット効果が期待できます。
まとめ
お風呂ダイエットは、水分補給に注意して、お風呂に入る時間をコントロールすれば、効果が期待できるダイエット方法です。
お風呂の前後には、アルコールはやめておいたほうが良いです。
また、風呂上りのアルコールやがフェインも良くありませんので、注意してください。
悪酔したり、脱水症状につながる可能性もあります。
間違えた方法を取らなければ、ダイエット効果が期待できます。
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